あ!! ティアマット……!?
けっきょく、俺が行きついた“『ディアブロ II リザレクテッド』最強の狩場”は、あろうことかゲームタイトルにもなっているACT IVのボス、あの“ディアブロ”の居城であった。
前回の記事に詳しいのだが、
最寄りのウェイポイントである“炎の河”(バス停みたいだけどw)から、ほぼ一直線でディアブロのもとに向かえるのに加えて、道中で襲い来るザコ敵どもも、
まあ比較的、戦いやすい気がしなくもない……かもしれないけどぼちぼち危険なときもある……こともないけどそれほどでもない……っていうサジ加減なので(わからねーよw)、ACT Vのバールに至るまでの道のりよりは、体感的に5分の1くらい楽な場所になっていると思う。
ウェイポイントからダッシュし、ボスであるディアブロを倒すまでの所要時間は……10分かからないくらいかな?
もちろん、装備は現在持っている最強のモノではなく、アイテムドロップ率を第一に考えた守銭奴的なものになっている(次回詳しく紹介しよう)。よって、もしもいちばん火力の出る武具に着替えたら、この“ディアブロマラソン”に必要な時間はさらに短縮されるはずだ。
でも、第一の目的はレア、ユニーク、セットのアイテムを1個でも多く集めることなので、そこを取り違えてはいけない。いくら速く駆け抜けられるからといってアイテムドロップ率を犠牲にするのは、本末転倒もいいところなのである。
さて、そんな装備で向かい合うディアブロは……。
「け、けっこうコワイっすね^^;;;」
と言わざるを得ない。実際、油断していると速攻で、
↑こんな目に遭うよ(((( ;゚Д゚)))
ディアブロが得意としている炎系の魔法は、じつは見掛け倒しで、
ぶばぁぁぁああああ!!!!www
と放射状に特大の火炎を放ってきたところで、直撃してもそれほどなダメージにはならないはず。これはきっと、ディアブロの威厳を保つために装備させられた攻撃で、ド派手なだけで大してうまくない編集局長がカラオケで歌う洋楽みたいなものなのだと思う(意味不明)。
ディアブロの攻撃でもっとも注意しなければいけないのは、多彩な炎のそれではなく、どちらかというと地味な↓こちらである!!
ディアブロの両手から放たれる、細い電気の帯……!
冬場の静電気みたいな弱弱しい見た目の攻撃なんだけど、先の放射状の炎の強さを“1”とすれば、このヒョロヒョロの静電気は余裕で“50”くらいの火力がある!!!(※俺の装備における、当社比ですw) 一瞬で過ぎ去る炎の帯と違い、この電撃は正面から浴びると継続的にダメージが入ってしまうし、逃げようと思ってもけっこうシツコク追ってくるので、気が付いたときにはゲームオーバーに……。
そうすると、炎の河のウェイポイントからえっちらおっちらと裸で死体の元まで行かなきゃならないので、必要以上の時間を取られてしまうことになる。それでは、効率的なトレハンとは言えないのである。
そんな危険をはらむディアブロの攻撃だが、俺は基本的に↓このような方法を使って可能な限り避けようとしている。
何をしているのかと言うと、ディアブロの真正面に召喚獣のクマさん(ドルイドの“グリズリー”というスキルね)を呼び出し、その圧倒的な体力をもって“タンク”として立ち回ってもらっているのである。もちろん、先の電撃攻撃をまともに浴びると、さしもの体力バカのクマさんも一瞬で消滅しちゃうのだが、消えたらすぐに、
「ハイよ!! クマさん、もういっちょ!!w」
とばかりに、速攻で新品を召喚w
「消したぞ!!」(ディアブロ)
「ハイよ!!w」(俺)
「け、消したぞ!!!」
「ハイよーーー!!ww」
というわんこそば状態に持ち込んで、こちらはいっさい危険にさらされることなくディアブロを屠り去る……というわけなのである。
その甲斐あって、先日ついに……!
お……??? 今回はまた、じつにドロップがいいなあオイ!!www
レアがひとつ、ユニークがひとつ、セットアイテムに至っては2個も落ちているではないか。
しかも、そのうちのひとつは、なんと……!!!
ティアマットの反駁デタぁぁぁああああ!!!!www
……と思ったのも束の間、名前が違って“ミラブレガのオーブ”という盾であった。
ティアマットの反駁と同じデザインで、でも効果がぜんぜん違った……という事実は残念だったんだけど、このミラブレガシリーズって、絶対に……ヤバい能力が発動するやつだよな……!!! 名前もデザインも、他のセットよりはるかに特別感出てるし!!!
これは今後の目標のひとつは……ミラブレガシリーズの収集だな!! あと4部位、ここで集めきるぞーーーー!!!w
というわけで、まだまだトレハンは続くw
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『ディアブロ II リザレクテッド』公式サイト:
https://diablo2.blizzard.com/ja-jp/
※ゲーム画面はPlayStation 5ソフト『ディアブロ II リザレクテッド』のものです。
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