今まで登場した歴代ミニ四駆を世代ごとに取り上げていくコロコロオンラインの「ミニ四駆」連載企画! 本記事では、黎明期編の「アバンテJr.」を紹介する。
【コロコロオンライン連載企画】
ミニ四駆歴代マシンカタログ!
1982年に生まれ、現在も多くの人々に愛されているタミヤの大人気ホビー『ミニ四駆』。
コロコロオンラインでは、ミニ四駆の魅力をたくさんの読者たちにもっと知ってもらうべく、連載企画を開始!
その名も「ミニ四駆歴代マシンカタログ」だ!
これまでに発売されたミニ四駆たちを「黎明期」、「第1次ブーム」、「第2次ブーム」、「ニュージェネレーション」と4つの世代ごとに取り上げていくぞ! マシンの写真はもちろん、過去のコロコロコミック記事も掲載していくぞ!
RCカー、ミニ四駆ともに大人気のマシン「アバンテJr.」
「アバンテJr.」は、RCカー「アバンテ」をもとにしたレーサーミニ四駆。1988年12月に発売。「ワイルドウイリスJr.」や「ホットショットJr.」などをはじめとした「Jr.」という呼称は、RCカーのミニ四駆モデルを示すものである。
※再販されたアバンテJr.の画像です。
特徴的なブルーのボディ、大型のリヤウイング、イエローカラーが目を引くステッカーなど、「アバンテ」そのままのカッコよさを忠実に再現。シャーシは、オンロード競技用として開発されたタイプ2仕様であり、大型ホイール+スリックタイヤが装備されている。
ミニ四駆の売り上げランキングでは、『爆走兄弟レッツ&ゴー!』の人気マシンが上位を占めるなか1位を獲得するなど、いまもなお高い人気を誇るマシンだ。(※)
※「30th Anniversary ミニ四駆ヒストリカルガイド」(小学館)より
ほかにも過去には、30周年を記念した復刻版や、「アバンテ2001 Jr.」、「アバンテMk.II」、「エアロアバンテ」などの派生モデルといったさまざまなマシンが登場している。
スペック概要
■全長:128mm
■全幅:86mm
■全高:50mm
■シャーシ:タイプ2
当時のコロコロ記事を紹介!!
モデルとなったRCカー「アバンテ」の初報が公開されたのは、1988年のコロコロコミック4月号から。最新・最速の究極マシンとして紹介され、別ページにはその速さに迫る徹底解剖の特集ページも。
その半年後には、弟分となる「アバンテJr.」の情報が解禁!! デザイン画やクレイモデルの公開、アレンジされたカラーリング紹介がラインアップしている。発売前から「どんなマシンにしようかな……」とワクワクが止まらない!
1989年コロコロコミック1月号では、改造した「エンペラー」と「アバンテJr.」の対決企画も収録。熱い走りを魅せる独自の改造が施されており、どちらが勝つのか目が離せない内容だ。さらに次号では、スピード、加速、パワーそれぞれに特化したマル秘改造など、4か月にわたって「アバンテJr.」の魅力を特集。
ほかにもコロコロ本誌にて『GO!GO!ミニ四ファイター』、『爆走!ダッシュクラブ』の連載や、第2回ジャパンカップの開催、『ダッシュ!四駆郎』のアニメ放送と、1989年はミニ四駆大ブーム到来の年であった。
以上、黎明期『ラジコンボーイ』編のマシンをお届け!
次回は、第1次ブーム『ダッシュ四駆郎』編からエンペラーに次ぐ四駆郎のマシンが登場だ!
本連載は水曜日更新予定なのでお楽しみに!
商品概要
「レーサーミニ四駆シリーズ No.14 アバンテJr.」※販売停止中
■発売時期:1988年12月発売
■価格:600円(当時)
・「アバンテJr.」1988年モデル(販売停止中)
・「アバンテJr.」30周年スペシャルキット(販売停止中)
ミニ四駆歴代マシンカタログのバックナンバーはこちら! |
(C)TAMIYA,INC.ALL RIGHTS RESERVED.