491回ですよ……!
前回の日記の冒頭で、
「気付いたら……連載500回のカウントダウンが始まってた!!!」
と書いたわけだが、それを読んだたっちー先生からすぐさまメッセージが飛んできた。
見ると……!
「おい!! 連載500回なんて、このプレイ日記では一度しかないアニバーサリーやで!!!」
500回だろうが712回だろうが、一度しか来ないことには変わりはないのだが、もちろん俺はそんなことは言わず「うんうん」と頷いた。
「そうなんだよ。これはさすがに、記憶に残る企画モノをやらなければいけないよな」
するとたっちー先生、「問題はそこや」と嘆息してかぶりを振る。
「これまで100回、200回と節目を迎えるたびに何らかの企画モノをやってきたので、ぶっちゃけ、思いつくことが何もないねん。できれば『あつ森』の開発陣との対談なんてやりたいけど……もう時間もないやろ?」
俺は言下に否定した。「無理ムリむりのマイマイカブリwww」。
けっきょくこのときは、「『あつ森』の聖地巡礼をする」、「リアルに無人島に行って開拓する」などの案が出たものの、
「『あつ森』の聖地なんて聞いたこともない」
「それはDash島に任せよう」
などの意見が出て決定に至らず。このままいくと、何事もなかったかのように500回目を書いて、そのまま忘れ去られていく気がしてならない……。
それを考えると、ここんとこ集中して記事にしてきた、横浜・八景島シーパラダイスにて展開されている『あつまれ どうぶつの森』のコラボイベント、“はっけい島 海の生きもの ふれあい展”こそ、500回記念で書けばよかったような……w
メインイベント、釣り大会!
取材記事の含めると5本も書いてきたコラボイベントリポートも……いよいよ、あと2回である。
ホントは今回で最終回にしようと思っていたんだけど、書き進めるうちにアレもコレもと盛り込んでいったら長大な文章になってしまったので、2回に分けることにしました^^;
さて。
事前から、
「今回の取材でもっとも重要なポイントは……コレやからな!!」(たっちー先生)
「うむ……!! 久しぶりに、腕が鳴るぜ!! ボキボキのポッキポキにな!!!」(俺)
そう豪語してやまなかったアクティビティがあった。
『あつ森』内では毎日のように行い、リアルでも田舎育ちの俺にとっては“日常の遊び”として存在した“あの”コンテンツ……!
それは……もちろんッ!!
そうです!!! さすらいの釣り師・ジャスティン主宰の釣り大会!!!w これがやりたくてたまらなかったのだ!!!ww
取材リポートその3でも詳しく書いたのだが、
八景島シーパラダイスで釣りができるのは、“うみファーム”内の“フィッシャーマンズオアシス”という施設。
到着してすぐに、
「あれ?? ここって、どこかで見た覚えが……」
というデジャヴに襲われたんだけど、その既視感の源は↓コレでしたw
八景島シーパラダイスが『あつ森』内で運営している島“はっけい島”にも、うみファームの釣り施設が作られているのよwww しかもめっちゃ凝った造りなので、ここで釣りをするだけで“現地に行った感”を覚えることができる。八景島シーパラダイスまで行けない人は、ぜひ夢番地の機能を使ってはっけい島にゴー!!w
うみファームでは、通常の“サカナ釣り体験”(500円)か、事前予約制の“ジャスティンの釣り大会”(1500円)に参加することができる。釣り竿やエサなどは貸出してくれるし、釣った魚は調理してもらって食すこともできるので(後述します!)、じつに気軽で充実したコンテンツになっているのだ。
我々が鼻息荒く参加したのは、もちろん釣り大会のほうだ。これは事前にたっちー先生が、
「絶対に釣り大会に参加したいので、予約しておくからな!!」
と言って、チケットを確保していたもの。
しかし、ふだんは圧倒的なインドア派の彼女が釣りに興味があるとは夢にも思っていなかったので、勢いで尋ねたのである。
「へーーー!! そんなに釣りが好きだとは知らなかった!! もしかして、昔ハマっていたとか??」
と。
するとたっちー先生は、「何言ってんねん」と無表情で反応したのち、↓こんなことを言いやがったではないか。
「ほぼやったことがないから楽しみなんや。ちなみにわし、魚に触れないから、万が一釣れちゃったら対処頼むで!!!」
……って、魚に触れもしねーのかよ!!!ww それで3分のタイムアタックって、どうすりゃいいんだ!!ww
そんなこんなで現地に行くと、係の人から↓このようなセットを渡された。
釣り竿、バケツ、オキアミ、ハンマー、そしてアサリが1個……。
釣り具にエサのオキアミを付けて、アジが連れたらバケツに入れるんだな……ってことはすぐにわかったのだが、ハンマーとアサリがイマイチわからない。
すると係の人(立場的にリアル・ジャスティンか)が、「釣り大会は、3つの工程に分かれております!」と前置きしてから、つぎのような説明をしてくれた。
(1)DIYでエサづくり体験をする
(2)3分間の釣りタイムアタックでアジなどを釣る
(3)釣った魚を調理していただいちゃう!
DIYのエサ作り体験って……↓コレのことかぁぁぁあああ!!!www
「サカナのまきエサができた!!!」
ゲーム内のDIYにならって、小型ハンマーでアサリを叩き割ると……!
「リアル・サカナのまきエサができた!!!ww」
どうせやるならとことんこだわってやっちまいましょう的なこういう企画、好きよwww
しかしここで、我々は大きなミスを犯してしまう。
サカナのまきエサができたら釣り堀に投入してください……と聞いた気がした俺、たっちー先生に、
「アサリは砕けたけど、もう撒いていいんかな??」
と聞かれたとき、
「うん、いいみたいやな!!」
と言って、その大半を釣り堀の中に投下してしまったのだ。でもその直後にリアル・ジャスティンから、
「DIYが完了された方は、しばしお待ちくださいね。よく釣れるように、釣りを始める直前にサカナのまきエサは撒きましょう!」
という衝撃のアナウンスが!!!
▲さっそくサカナのまきエサを失い、茫然と立ちすくむたっちー先生。
「うおい!!! ほとんど撒いちゃったやんけ!!!」
激怒するたっちー先生。だってぇ……。そう聞こえたんだもの……><
そんなハンデ(?)を背負いながらも、果敢にタイムアタックに挑戦した我々だったが……!
次回、いよいよイベント体験記最終回!
1年前の今日は?
せっかく丸1年、1日たりとも欠かさずにプレイしているので新企画“1年前の今日は?”と題して、“昨年の今日のスクショ”を1枚掲載していこうと思います!
ちょうど1年前、2020年7月23日の様子は↓こちらです。
当時、まだルナステラ島にはジュンがいなくて、いち早く招聘に成功していたたっちー先生の島に行っては口説き落とそうとしていましたw
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html
※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
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