粗大ゴミも、こうして使えば
虫やらイベントの景品やらをめったやたらと倉庫にブチ込み続けたおかげで、気が付けば容量MAXの2400個に到達し、素材も道具もいっさい仕舞っておけなくなった……と前回の記事で書いた。
そして、少しでも倉庫の枠を空けようと一念発起し、
ガラクタ系のアイテムをDIYで加工して数を減らし、さらに、
どうぶつたちにプレゼントして喜ばれる……という、歓喜のエコサイクルを確立することに成功したのである。
リアル世界でも、不用品を上手にリメイクしてアクセサリーや家具にしたり、あまつさえ販売までこぎ着けてひと財産築いている人も少なくないと聞く。俺も趣味の革細工で作った財布やカバンを知り合いにプレゼントしたり、求められれば売ったりもしていたけど、まさか『あつ森』世界でも当時を髣髴とさせる手作り雑貨の流通を実現できるとは思わなんだ。
しかも、俺がDIYしたアイテムの対価として、ちゃちゃまると1ごうが贈ってくれたのは……!
きたぁぁぁぁぁああああ!!!www 住人と“心の友”になれたことの証、“写真”をお返しでもらうことができたぞぉぉぉぉおおお!!!www
そういえば一時期、『あつ森』を遊ぶ上での密かな目標のひとつに、
「全住民の写真をもらう!!」
を掲げていたことがあったけど、メープル、ももこ、ペーターからもらえたっきり音沙汰がなくなり(苦笑)、最終的には目標にしていたことすら忘れていたというね^^;
でも、ちゃちゃまると1ごうのおかげで、住民の写真収集という格別のマイルストーンを思い出すことができた。しかも彼らの行動を見るに、
「どうやら……ゴミをリサイクルして作ったアイテムを、どうぶつたちはことのほか喜ぶ傾向にあるようだな!!!」
という真理に気付き(※根拠のない希望的観測です)、これを機にいまだ写真をもらっていない住民を攻略しようと思い立つ。
ガラクタをDIYすることで倉庫枠の確保になるし、住民からは写真をもらえるしで、こんなステキな食物連鎖(?)もなかなかないのではなかろうか^^
ではさっそく、プレゼント用のアイテムを制作しよう。
えーっと、前回大量生産した“あきかんカリンバ”は……飽きたので、身に付けられるアイテムの↓これを量産しようではないか!!
そう!! “リサイクルながぐつ”!!w
元は川底に沈んでいた、穴開き、水ゴケにまみれた魚の巣になっていた古びた長靴……。それを釣り上げて保存していたものだけど、ふたつ揃えばまだまだ使える!!ww ってことで、こいつをプレゼント用アイテムに選びました。身に付けるものはどうぶつたちも喜ぶし、その対価で写真をくれることだろう^^
えーっと、まずは……あ!! ルナステラ島のファッションリーダーのひとり、アセロラがいる!! 彼女からはまだ、写真をもらえていないのだ!!
おーーーい! アセロラ~~~www
呼び止め、「これもらって!」とプレゼントを選択する。
もちろん、角満お手製のリサイクルながぐつだ。いまは梅雨で雨も多いし、この時期の贈り物としてこれ以上のものもないだろう^^
し、しかし……。
もらったアセロラの反応は……。
……え??
な、なんか……めっちゃくちゃ反応薄くないですか……??
( ゚д゚)わぁー! リサイクルながぐつか~!
って、つまらなそうな表情とセリフのビックリマークが完全に矛盾しているんですけど……!!
『あつ森』のどうぶつたちって何かもらったらほとんど、
諸手を上げて喜んで、感情を爆発させるものなんじゃないの!? な、なんでこんな……まるでゴミを押し付けられたかのような、迷惑そうな顔をしているんですかねえ!!?(ゴミじゃねえか)
いやでも、もしかしたらこの日は、アセロラの虫の居所が悪かったのかもしれない。
そこで翌日、再びリサイクルながぐつを持ってアセロラを呼び止めた。
そして、昨日と同じく渾身の逸品(※ゴミ)を彼女に手渡すと……!
(;゚A゚)あっ、リサイクルながぐつだ~!
……って、昨日よりも無表情に拍車が掛かっているんですけどッ!!!(驚)
え!? や、やっぱコレはダメなの!? せっかく手作りで長靴作ったのに!!!(ゴミだろ)
アセロラは、↓こんなことをのたまった。
(;´・ω・)これ、アタイに似合うと思ったの??
……粗大ゴミを押し付けて、ホントにすんませんでしたッ!!!><
つぎはもっとまともなものをご用意いたしますので、どうか写真くださいぃぃぃぃいいい!!!><
アセロラとの関係値は、フリダシに戻ったようである……。
続く……w
1年前の今日は?
せっかく丸1年、1日たりとも欠かさずにプレイしているので新企画“1年前の今日は?”と題して、“昨年の今日のスクショ”を1枚掲載していこうと思います!
ちょうど1年前、2020年7月9日の様子は↓こちらです。
木にとまるオオクワガタを発見し、震えていたあのころ……w
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html
※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
© 2020 Nintendo