【パズドラ】『大塚角満のモンスター美術館』第121回 木属性パーティのスーパ―サブ「ペルセウス」!!!!

第121回 「ペルセウス」

公認プレイヤーの大塚角満が、モンスターの思い出やイラストの秘密を語りまくる!
今回は思い出深い木属性モンスター“ペルセウス”を大紹介!!

▲転生ペルセウス

ギリシャ神話において、ヘラクレス、テセウス、イアソンにならぶ“大英雄”に数えられるのが、今回解説する“ペルセウス”だ。

パズドラでは“英雄神シリーズ”の一翼としてラインナップされているペルセウスだが、

彼はまさに“半神半人”なので、英雄神という呼び名は見事なまでにふさわしいと思う。

英雄神シリーズが導入されたのは、いまから約8年前となる2013年12月18日。
筆者のようなアラフィフのおじさんだと時間の感覚がおかしくなっているので、

「え!! 英雄神シリーズって、そんなに昔だったっけ!!? つい2、3年前のことじゃないの!!?」

なんて思ってしまうのだが(大丈夫か)、じつは四獣神シリーズと大差ない(こちらは2013年6月に初登場)大ベテランモンスターの一角なのである。
ちなみにペルセウスの同期となるのは、火属性がヤマトタケル、水属性がアンドロメダ、光属性が孫悟空、闇属性がパンドラだ。

ペルセウスはいまでこそ目立たないモンスターだが、初登場時から一貫して、“水ドロップを木に、火ドロップを回復に変化”という使い勝手のいいスキルを纏っていたので、木属性使いのプレイヤーにはじつにありがたい存在だった。
そういう意味で、今後のパワーアップと活躍が熱望されるモンスターのひとつ……と言ってしまって過言ではないのではなかろうか。

そんなペルセウスは、前述の通りギリシャ神話を代表する英雄のひとりだが、もっとも有名なエピソードはやはり、ゴルゴン三姉妹のひとり“メドゥーサ”の討伐譚であろう。
アテナに借りた青銅の盾とヘルメスから借りた鎌(有名な“ハルパー”という鎌)を駆使してその首を刈ったわけだが、そのメドゥーサ討伐からなんやかんやあって、最終的に同じ英雄神シリーズのアンドロメダと結婚するのだから、人生とはわからぬものである。

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

 

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