たまには学術的な記事を!
ここのところ、生き物の解説やシーズンイベントのリポートなど、いかにも、記事の幅を広げてきたと言うか苦し紛れと言うか楽をしようとしていると言うか……。
とにかく!!w
「2年目に入って、ネタの工夫をし始めましたねえ!!」
と自分で言いたくなる記事が増えてきている。
まあでも、それはそれでいいことだと思うのよ。
何度も書いてきた通り、俺のPCの“あつ森フォルダ”には、1年間撮り溜めた『あつ森』のスクショが数千枚も格納されていて、歴史的価値が計り知れないものになっているのだ。おそらく数十年後には任天堂から使者が来て、
「角満様が『あつ森』の発売日からのスクショをすべて保存されているとお聞きしました……! ぜひともそれを、任天堂博物館に寄贈していただけないでしょうか!?」
そんなお願いをされるんじゃないかと想像している。それを考えるとまだまだ、毎日のログインと日記の執筆を止めるわけにはいかないのである。
そして。
これだけ毎日遊んでいると、ルーキープレイヤーでは決して見ることができない“あつ森の深淵”を覗くことができるようになってくる。
『あつ森』は、リアル世界と同様に移り変わる島での暮らしが舞台なので、1日として同じ日は存在しない。毎日のように天気は変わるし、どうぶつたちとのやり取りも日々違うので、2年目に突入したいまも連日くり出して遊んでしまうのである。
しかし……!
ここでひとつ、衝撃の事実をつまびらかにしたい。『あつ森』の深淵を覗ける俺だからこそ気付いてしまった、恐るべき秘密……!
それは(((( ;゚Д゚)))
じつはこの島には、目まぐるしく変化する日々の暮らしをループさせ、同じ体験を無限にくり返している、
“転生女子”
というものが存在するのだ……!!
……賢明な読者の皆様は、すでにピーーーンと来ているであろう。
……そうです。
その転生女子とはもちろん、
しずえのことだぁぁぁああああ!!!!www
撮影していたんです!
なぜそんなことを考えたのかと言うと、毎朝なんとな~~~く眺めているしずえの島内放送で、2日続けて、
「茶柱が立った!!」
と自慢され、思わず、
「どんだけ連日茶柱立ててるねん。それ、1年に換算したら100本くらい立ててるだろ」
そう突っ込んだことに端を発する。
「……あれ? 待てよ」
俺は考えた。
今回は連日の茶柱だったが、俺が考えるにもっとも頻繁に目にしたしずえのフリートーク(?)のテーマは、間違いなく、
“なくしていた靴下の片方が見つかりました話”
である。
ヒドいときには2日続けて、
「靴下の片っぽがあった!!」
「靴下の片っぽがあった!!」
と放送でがなられ、
「それ、片っぽじゃなくて、両足なくしてたんじゃん!!!」
とズッコケたものだが、それくらい頻繁に、彼女は靴下を紛失しているようなのである。
俺は、さらに考えた。
そして……思考が行きついた先で、思わず戦慄してしまったのである。
震え声で、俺はつぶやく。
「これ、本当に何気なく聞き流していた話だけど……1年で換算したらどうなっちゃうんだろう……? いったいしずえは……何本の茶柱を立て、そして何足の靴下を紛失しているのであろうか!!??」
こいつは……恐ろしい結果が出そうだな!!!www
問題は、どのように集計するかである。
さすがの俺も、フリートークまで余さず毎日撮影するほどのしずえファンではない。珍しいコメントが出たときと、
「またコイツ、テレビ番組の話をしてるよ^^;」
なんて呆れたときに、無意識にパシャリとスクショボタンを押すくらいだ。でもそれだと、あまりにもアバウトすぎて学術的なエビデンス(一度使ってみたかった単語)を得られる数字にはならないだろう。
ところが……!
じつは俺、昨年の8月から9月に掛けてキャンプサイトがまったく稼働しなかった時期に、怒り心頭に発して、
「しずえの“今日は何もありません!”っていうふざけたコメントを、すべて証拠として残してやるからな!!!」
ってことで、フリートークの部分もすべて撮影していたのである!!w 我ながら、
「執念深くて怖すぎ……w お岩さんかよ」
と思わなくもなかったが、そのおかげで、しずえのフリートークの傾向を1ヵ月半のデータで読み取ることができたのであるよ!!www
はたしてしずえは、1年で何本の靴下を紛失したのか?? そして、滅多に見られないレアなトークテーマとは!?w
長くなったので、結果は次回!!w
1年前の今日は?
せっかく丸1年、1日たりとも欠かさずにプレイしているので新企画“1年前の今日は?”と題して、“昨年の今日のスクショ”を1枚掲載していこうと思います!
ちょうど1年前、2020年5月10日の様子は↓こちらです。
ルナステラ島の校長先生・ベアードの呼びかけを、背中で受け流す俺……w 消え入りそうなフキダシが悲しい……w
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html
※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
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