意外な問題児
前々回の記事で、オトナ系住民のひとりであるネコのかぶきちが、朝はいつまでも寝ていて起きてこねえわ、午後に家を訪問したら女子を連れ込んでいるわで、何かと物議をかもす行動をしている……と書いた。
その記事を書きながらフト思ったんだけど、この古参中の古参住人であるかぶきちって特異な御面相もさることながら、振り返ってみるとけっこうな頻度で問題を起こしていることがあり、マジメ一徹のメープルなんかと比べるとその数は……いったい、何倍くらいになっているのやら、ちょっと想像がつかないレベルなのである。
これまで、ルナステラ島を代表する問題児と言えば、元気系のちゃちゃまるor1ごうと相場は決まっていたけど、キチンと精査をすればおそらく……“ルナステラ島の火薬庫”と呼べる者はかぶきちを置いてほかにいない!!!
そう断言できるんじゃないかと気づいてしまった。
そこで今回は、かぶきちが我が島にやってきてからこれまでの言動を、スクショで振り返ってみたいと思う。題して、
“かぶきちクロニクル”
始まり始まり~~~!!www
かぶきちというどうぶつは
かぶきちがルナステラ島にやってきたのは、2020年5月2日だ。もう丸1年、この島でいっしょに暮していることになる。かぶきちよりも古い住民はヒノコとメープルしかいないので、“古参中の古参”という表現は決して大袈裟なものではないのだ。
そしてかぶきちは、キャンプサイトを通じて仲間になった最初の(厳密にはベアードがいたのでふたりめの)どうぶつである。
もともとネコが大好きなことに加え、一度見たら忘れられない隈取りフェイスに魅了され、文字通り三顧の礼を以てキャンプサイトでスカウト。見事、引っ越しの約束を取り付けて、かぶきちはルナステラ島の住民になってくれたのである。
彼の特徴は、名前やルックスにも表れている通り、そのものズバリの“和”である。家の中も↓こんな感じだ。
畳の8畳間に和式トイレで全体的な雰囲気を形作り、そこに五右衛門風呂、盆栽、万年床といった粋なアイテムがかぶきちらしさを演出している。この部屋があまりにも統一感があって美しかったので、俺も後日、コレを完全にパクって、
和の雰囲気を全開にした岩風呂部屋を作ったりしたw ちなみに腰タオルは、たっちー先生によるマイデザインでありますw
かぶきちは、他の住人よりも明らかに年上の設定らしく、その言動もどこか達観した……というか、若いどうぶつと微妙にズレている感じがする。
たとえば、タヌキ商店でも……。
“つくりかけのパズル”が売られているのを見て、店の方針に大いなる疑問を感じていたり(苦笑)。
また、他の住民とのプレゼントのやり取りも……!
ほうほう! なかなかいなせなことするじゃん!!
でも……w
女性へのプレゼントにキクの花www お彼岸かwww
また彼はネコらしく、頻繁に↓こちらで目撃されている。
ネコの血が騒ぐのか、ホントにしょっちゅう水族館にいるんだよかぶきち!!w 水槽で泳ぐ魚は彼にとっては、
「美しい」
ではなく、
「うまそう」
という尺度で写っているに違いない。
さらに、生き物がらみでは↓こんなことがあった。
虫あみを持つかぶきちが、ジッと見つめているのは……もしやッ!!!!
やっぱサソリじゃねえか!!!(((( ;゚Д゚))) 虫あみ持ってるんだったら、とっとと捕まえてくれや!!!(((( ;゚Д゚))) 刺されて死んだじゃねえか俺が!!!www
面倒見が良さそうに見えて、じつは究極のマイペース。
それが、かぶきちというどうぶつな気がする。
夏には、↓このようなシーンも目撃したし。
広場でひとり、手持ち花火^^; 完全にぼっちじゃん^^;
そしてたびたび、活動時間が合わない俺に対して、以下のように苦言を呈してくるのもかぶきちだ。
このへんの、
“かまってほしいけど、孤独を演じる自分も好き”
っていうスタンス、完全にネコそのものなんだよなーw こういう部分は、ネコ好きの俺にはたまらない要素でもあるんだけど、その“かまってちゃん”な性格がときに暴走するのか、
引っ越しの打診をしてくるの、かぶきちがダントツで多いのである……。初日からいるヒノコなんてこれまでに1回しかないのに、かぶきちはすでに7回くらい「引っ越しさせろ!!」と詰め寄ってきているのだ。
この“ツンデレの権化”のような立ち回りを指して、かぶきちのことを“ルナステラ島の火薬庫”と呼んでいるわけだけど……。
そんな彼が最近、またしても問題を起こしたのだ。
続く!
1年前の今日は?
せっかく丸1年、1日たりとも欠かさずにプレイしているので、今回から新企画“1年前の今日は?”と題して、“昨年の今日のスクショ”を1枚掲載していこうと思います!
ちょうど1年前、2020年4月28日の様子は↓こちらです。
これ以上ないくらいの曇天の下、まるで三途の川の向こうのような花畑にたたずむ鉄仮面……w
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html
※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
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