第109回 「ベルゼブブ」
公認プレイヤーの大塚角満が、モンスターの思い出やイラストの秘密を語りまくる!
今週はダンジョンモンスターの“ベルゼブブ”を紹介!!
今週から数回にわたって、“ダンジョンモンスター”をピックアップして解説したいと思う。
その理由は……じつはこの4月で、筆者のパズドラプレイが丸9年に到達したから!!!
そこで、パズドラ黎明期に猛威を振るった“最強の刺客”である(懐かしの)降臨ダンジョンのボスを紹介したいと思ったわけです!!
……まあよく読むと、筆者のプレイ開始記念と懐かしのダンジョンボスを紹介することがまったくリンクしていないんだけど(苦笑)、こういったいにしえのモンスターを“いま”ピックアップするにはそれなりの理由が欲しいと思ったわけよ^^;
とはいえ、歴史的にもっとも古いヘラやゼウス、石川五右衛門あたりは過去にも紹介したことがあるので、それにつぐベテランモンスターとなると……うん!! このへんだな!!
2013年10月に初降臨した“ハエの王”ことベルゼブブだ!!
ベルゼブブ降臨……個人的に、めちゃくちゃ印象に残っているダンジョンだったりする。
当時はまだまだアプリ業界にも牧歌的な空気が流れていたので、山本プロデューサーも悪魔(ベルゼブブ)に扮して降臨ダンジョンの登場を煽ったり……。
そしてダンジョンも、ハエの王であるベルゼブブの特徴を反映してか、“毒”を強烈にフィーチャーしてプレイヤーを驚かせる。その力によって、盤面のドロップをすべて毒に変えられたときの衝撃は、長いパズドラの歴史の中でもトップクラスのインパクトがあったと思うわ。
現在の、火力も耐久力も極まったパーティーだと、ベルゼブブのダンジョンは物の数ではないかもしれない。しかし、7年前に猛威を振るった毒攻めの恐怖は、しっかりとパズドラの歴史に刻まれるものだと確信する。
そんなベルゼブブは、魔界(地獄)においてはあのサタンにつぐ実力者される。
一説にはサタンよりも格上と言われ、ベルゼブブ率いる“ハエの騎士団”にはアスタロトなどの超一線級の悪魔が名を連ねていた。
そのことからも、ベルゼブブが強大な悪魔であることがよくわかる。
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
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