By まつがん
~前回までのあらすじ~
「デュエチューブ、チャンネル登録よろしくお願いします!」と君が言ったから四月十七日はデュエマ記念日
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王来篇ではデュエル・マスターズ20周年を祝う仕掛けが随所に見られるが、それだけにもしかすると「昔のデュエマなんてわからないし、楽しめないかも……」と不安がっている人もいるかもしれない。
だが、たとえばあるカードが昔のクリーチャーをリスペクトしたものだったとして、その元のクリーチャーを知らなければ楽しめないということは絶対にない。知っていればより楽しめるというだけで、知らなければ知らないでただ「ああ、何らかの歴史的な背景を持ったクリーチャーなんだろうな」とだけ思ってもらえれば事足りる。
むしろ知らないということは一つの強みかもしれない。興味があれば調べ、知っていくという楽しみ方もできるからだ。
いずれにせよ、王来篇を迎えるにあたって必要なものはただ一つ。
20周年を祝い、一緒になって盛り上げて楽しむ気持ちだけあればそれだけで十分なのだ。
それでは紹介しよう。こちらが4月17日(土) に発売予定の王来篇第1弾「王星伝説超動」に収録される新カード、《Disカルセ・ドニー》だ!
4マナのクリーチャーから5マナのクリーチャーが出せるだと……???🤔🤔🤔
《フェアリー・ギフト》や《ヘブンズ・フォース》を引き合いに出すまでもなく、クリーチャーを本来の登場ターンよりも早いターンに出せる効果は言わずもがな非常に強力である。
だが、似たような効果を持つクリーチャーは既にいないでもない。《太陽の精霊龍 ルルフェンズ》も、5マナで6マナのクリーチャーを出せる能力を有していた。
しかし《太陽の精霊龍 ルルフェンズ》はそれ自体が5マナと重めなのに対し、《Disカルセ・ドニー》は3色とはいえ4マナなので3ターン目に出すこともそう難しくないという点がポイントだ。
3ターン目の5マナクリーチャー登場を現実的な確率で可能にするという点で、《Disカルセ・ドニー》の登場は、5マナクリーチャーの価値を大幅に引き上げることになりそうだと言えるだろう。
また、能力はそれだけではない。パワーが1000しかないとはいえ、「マッハファイター」に加えて「コスト5以下のクリーチャーとバトル時スレイヤー化」の能力があるので、《「魂狩」の鬼 ガシャド髑髏》のようなサイズの大きいシステムクリーチャーであっても容易に対処することが可能なのだ。
踏み倒し能力を持つカードが自身でメタクリーチャーを処理できるというのも、シチュエーションによらず腐りづらいカードになるため、能力同士の相性も良いと言える。
元となった《両断のスカルセドニー》の登場から約14年。《Disカルセ・ドニー》がデュエマの歴史にどのような足跡を刻むのか、これからの活躍が非常に楽しみなカードだ。
それでは早速この《Disカルセ・ドニー》を使って、新しいデッキを作っていくことにしよう。
次回に続く!
ライター:まつがん
フリーライター。クソデッキビルダー。
論理的な発想でカード同士にシナジーを見出すのだが、途中で飛躍して明後日の方向に行くことを得意とする。
オリジナルデッキでメタゲームに風穴を開けるべく日夜チャレンジを続けている(が、上記のような理由で大体失敗する)。
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