連載2回目です!
昨日より始まった、Nintendo Switch用ソフト『牧場物語 オリーブタウンと希望の大地』のプレイ日記。
じいちゃんが開拓したオリーブタウンと、そこに残されたいにしえの(?)の牧場を舞台に、いま壮大な開拓史が幕を開ける……ッッ!!!
……なんて、ゲームの雰囲気とレベル100くらい離れた気合を抱いて、朽ちた牧場の改修に乗り出した。前回の日記で書いた通り、『牧場物語』にマジメに向き合うのは15年ぶりとかなので、チュートリアルもしっかりと確認しつつ、ゆっくりと歩き始めたのであります。
道具はいずこ
とはいえ。
『牧場物語』自体は久しぶりだが、こういった箱庭的開拓ゲームに関しては、わりと間を空けずにプレイしてきたという自負がある。『Stardew Valley(スターデューバレー)』なんて一生遊んでいたし、『きみのまち ポルティア』はSteam版からプレイしていたしな。
なので、チュートリアルやらtips(お役立ち情報)なんて見なくても、開拓ゲーのノウハウを活かすだけで序盤は駆け抜けられる気がする。
というわけで、まずは……ジャマな木や石を片付けたいな。
『牧場物語』のテレビCMでもかなりフィーチャーされているので、とりあえずそのあたりから手を付けるのがセオリーなのであろう。町長のヴィクトルも、そんなようなことを言っていた気がしないでもないし(よく覚えていない)。
でも……。
見たところ、アイテムスロットにそれらしき道具が入っていない。
初期の状態では、8×2段の計16種のアイテムを持てるようだけど、いまのところオノもハンマーも所持していないようなのである。
俺は早くも、「な、なるほど」と唸らざるを得なかった。
「これは、開拓に必要な道具から自作しなければいけないのかもしれん。かわいい見た目だけど、なかなかガチのサバイバルをやらなきゃいかんようだな!!」
Nintendo Switchを持つ手に力がこもる。
思えば最近は、ソロキャンプやら無人島生活にスポットを当てたイベントや番組が人気と聞く。それらがなぜ注目されるのかと言えば、便利な現代社会から隔絶された場所で、小さなこともいちいち工夫して対応しなければならないシーンが“かっこよく”映るからだろう。
『牧場物語』も、同じなのだ。
ならば俺も知恵を絞り、工夫を凝らして、最初の道具を手に入れてやろうじゃねえか!!!
そして俺は初めて、牧場と隣接する街“オリーブタウン”に足を運んだ。
この街だったら、必要なものはひと揃い手に入るだろう。問題はお金だけど……最初の運転資金として3000Gも持っていたので、ここから捻出すればいいかな!
そこで、なんでも屋と思しき“雑貨屋”に入ってみる。
「きっと道具もここで買うんだろうな!」
と思ったんだけど……。
あ、なるほどな。
ここは、ゲームが進むとメインの仕事となる“農作業”用の苗やら種を中心に置いている店なんだ。そうかそうか。じゃあやっぱり……道具と言ったら、“道具屋”だよなwww
見ればキチンと道具屋もあったので、そこに入店。
「今度こそ!!」
と思って店主に話し掛けたら……。
ちょwwww だから、アップグレードするための道具を探してるんだっつーのwww まだオノもクワも触ってすらいねーwww どこにあるんだよそれは!!w
けっきょく、街の隅から隅まで探してみたけど、日常使いする道具は売っていなさそうだった。てことは、自分で作るしかなさそうだけど、クラフト用の工具を作るにも木や石は必要だよなぁ……。
「うーーーむ……! 早くも……詰んだんじゃねーの俺……!!?」
史上最速の王手を喰らった気分になりつつ牧場に戻り、やることも見つからなかったので、そこらに生えていた野生の玉ねぎを引っこ抜いてガリガリとかじってみる(苦笑)。
すると画面に、“自然の作物”に関するtipsが表示されたではないか。
それを読み、
「へーーー……! こういう作物も、出荷して売れるんだ」
とナットクしたところで、俺は“あること”を思い出した。
そうだ。
俺はこういった記事を書くために、tipsが表示されたらいちいちスクショに残すクセがついているのである。まあたいがい、撮影するだけで1ミリも読んでいないんだけど(おい)、もしかすると……道具に関するヒントもそこに書かれているかもしれないぞ!!!
そこでさっそく、すでに150枚以上になっているスクショを精査していったらだな……!!!
……↓こんなことが書かれた1枚があったではないか!!!
……って、道具最初から持ってたんじゃねえか!!!!(愕然)
どうやらアイテムスロットとは別に、道具だけを専用に入れられる袋を所持していたみたいね……^^; あは、あははははは……^^;;;
完全に丸1日を無駄にしたわけだが、無事に道具を手に入れたことにより、
木も雑草も処理することができるようになりましたとさ^^;
続くw
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『牧場物語 オリーブタウンと希望の大地』公式サイト:
https://www.bokumono.com/series/olive/
※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『牧場物語 オリーブタウンと希望の大地』のものです。
© 2020 Nintendo
『牧場物語』プレイ日記 バックナンバー | |