第2回「『射撃』の基本」
イカ道場 師匠のSIGUMAだ! みんな今日も元気にインクを塗りたくっているだろうか。前回はスプラトゥーン基本中の基本である「移動」について解説したが今回はもう一つの大きな柱武器でインクを発射する「射撃」について伝授していくぞ。
射撃はインクを塗ったり相手を倒したりと勝敗に直結する最も重要な行動の一つである。射撃を制するものがスプラトゥーンを制すると言っても過言ではない! が、それ故に射撃を一言で語り尽くすのは難しい。なので今回はまず射撃の基本を話していこう。まずは基本をしっかり身につけ射撃マスターを目指していこう!
■射撃の基本
射撃はインクを塗る射撃と敵や物に対する攻撃の射撃の2つに分けられる。使う武器によってもインクの射程やインクの飛び方が違うので、自分の使う武器の特性を把握することがまずは重要だ。上手いプレイヤーは自分の使う武器の特性をしっかりと把握して色々な場面で武器の特性を活かした戦い方をしている。みんなも自分の相棒である武器をしっかりと理解して戦うことで上級者に近づくことができるだろう。
①塗りの射撃
塗るための射撃は主にステージ上にインクを塗ってナワバリを広げたり、イカ移動をしやすくするために行う行動だ。ナワバリを広げるためにはなるべく広い範囲にインクを塗ることが大切だが武器によってインクの飛び方や効率的な塗り方が異なるため、使う武器のインクの飛び方を覚えよう。
どの武器にも共通して言えるインクの塗り方のポイントとしてはインクをバラバラに塗るのではなくある程度インクが「つながる」形で塗ることが重要だ。イカ移動をしている際インクの途切れ目があるとイカの姿が外に出てしまい敵に見つかってしまう事がある。そのためなるべくインクは「ある程度」つながるように塗ることを意識してみよう!
「ある程度」のつながりといっているのは、あまりにもインクの繋がりを意識しすぎると塗りの効率が悪くなりナワバリを広げることが遅くなってしまうためだ。このバランスをうまく考えることができるうようになると上級者への階段を上がることができるぞ。
②攻撃の射撃
攻撃の射撃は敵チームプレイヤーへの攻撃とスプリンクラーやビーコンなどの物に対する攻撃が挙げられるがそれぞれ撃ち方が少し異なってくる。
スプリンクラーやビーコン、シールドなどは対象が移動しないため画面真ん中に表示されている照準に合わせて撃てば簡単に壊すことができる。しかし敵プレイヤーに対する射撃は相手が動いているためインクを当てるのが少し難しくなってくるぞ。スプラトゥーンではインクを発射してから相手に届くまで距離によって少し時間がかかる。相手との距離が近ければ相手に届くまでの時間が短く、相手との距離が遠いほどインクが届くまで時間がかかる。このことをまずは頭に入れておこう!
射撃のコツとしては、止まっている敵に対しては相手を照準の真ん中に入れてインクを発射。動いている敵に対しては相手との距離によって相手の動いている方向よりも少し前目を狙って射撃することが重要ポイントだ!相手との距離感とインクの当たる感覚を掴んでしまえば敵を倒せる確率がぐん!と上がるのでがんばろう!
■射撃の練習方法
射撃の上達には実践での練習が一番だが、武器に慣れていない人はまず「試しうち」をやってみよう!
試しうちには動かないマトの他に3種類の動くマトが用意されている。マトはそれぞれ違う速さで動いているのでどれぐらいの距離からどれぐらいの感じで撃てば相手に当てることができるか確認できるぞ。
実際の試合では相手は色々な方向に動くので簡単ではないが、試しうちで武器の特性を見ておくだけでも射撃が当たる確率が大きく上がるので修行に励んでみよう!
ストーリーやステージの面白さは勿論だが実はヒーローモードにはスプラトゥーンが上達するための要素が色々と詰まっている。ヒーローモードをクリアまで進めることができれば一定以上の実力をつけることができるので、オンラインに行く前にも是非プレイしてみよう! さらに最近発売されたオクトエキスパンションは難易度がより難しくなっている。これをクリアできれば上級者にかなり近づいていると言えるだろう。
SIGUMA
実況グループ「YOUNG☆MAN」所属の元プロゲーマー。2004年にHALO WORLDWIDEチャンピオンシップで世界5位となり、日本人として初めてスポンサー契約に成功した。イベント解説者としての顔も持ち、そのわかりやすい解説に定評がある。