戦場カメラマンになりました
先日、『原神』が無事にVer.1.3にアップデートされ、新たなシーズン“明霄、海に昇りて”が始まったと書いた。
そして、そのメインイベントのひとつであるピックアップガチャ(イベント祈願)“灯宴の招き”に臨み、ドラフト1位の新キャラ“魈(ショウ)”さんを……ものの見事にハズしたことも報告済みである(チクショウ)。
正直、魈を獲れるかどうかは今後の『原神』人生の歩みを左右するほどの重要事項だったので、いま、俺は少々混乱している。……いや、
「絶望している」
書いてしまっても決して言い過ぎではないと思う。
欲しかったよ、魈さん……。
あんたが仲間に加わってくれたら……風元素に関しては後顧の憂い(のちのちの心配事、って意味ね)がいっさいなくなり、たぶん向こう1年くらいはガチャをしなくても生きていける(ホントかよ)と思っていたのに……><
とはいえ、イベント祈願は始まったばかりだ。
今日(2月6日ね)を入れて、まだ10日ほどはチャンスが残されている(灯宴の招きは、2月17日16時59分まで)。
なのでここは、Ver.1.3で新設されたイベントでもやりながら、虎視眈々とガチャのチャンスを狙うのが得策だと考えました!!
壊れたカメラの定義
というわけで気持ちを切り替えて、サクサクとイベントをこなしていこう。
ぶっちゃけ、いろんな任務が溜まりすぎているのでそっちを片付けてから……とも思った。
ナゼなら、イベントの都合でアチコチに顔を出していると、ふいに、
予期せぬストーリーが始まってしまい、
「は、はい……?? なんか唐突に物語がスタートしたけど……お、俺はいま、何をやろうとしていたんだっけ???」
という混乱の極みに叩き落されることが多いから(苦笑)。
それでも、開催期間が決まっているイベントからこなさないともったいないので、まずは↓こちらをやってみることにした。
五彩招福~~~!!ww
五彩ってのは確か……青、赤、黄、白、黒の5つの色のことで、いわゆる“五色(ごしき)”のことだな。また、中国に起源を発する陶磁器にも五彩ってのがあったと……なんでも鑑定団で聞いた気がするw
この五彩招福とは、どんなイベントなのか? その説明を読んだところ……。
“壊れた写真機を使って写真を撮り、5種類の色を集めてお宝と交換する”
というものらしい。
……なんて、すべてを理解したかのように書いているけど正直よくわからなかったので、公式サイトで詳しい説明を読んでみた。すると、↓こんな説明写真があったので、拝借して掲載させていただこう。
五彩招福とは、↓こんなイベントだ。
ふむふむ……。
とにかく、季同(最初、“禿同”かと思って焦った)からカメラをもらって、撮影に行きゃいいってことだな!!w
ではさっそく、カメラをもらいにいこう。
お~~~い! ハゲド……じゃなくて、季同さ~ん!
写真の報酬は、↓こんな感じでじつに豪華である。
いいねいいね!! 原石もモラも経験値アイテムも無限に持っておきたいくらい重要なものだからな!! ガンガン撮影して、すべてもらっておこうじゃないですか!!
そして、この日のテーマは……!
なるほど!! 赤いものね!! 赤いものを対象に撮影すりゃいいってことね!!ww
“赤”と聞いた瞬間、俺の脳裏で踊り出した1匹の巨獣。……いや、巨樹。
「がってん!! とてつもなく赤いモノを、いまから撮ってきてやるわ!!www」
言うや、俺は速攻で思い当たる場所に向かっていった。
残念だったのはこのとき、“赤”という文字にだけ気を取られて、他の文字は1ミリたりとも読んでいなかったこと……(苦笑)。
俺が向かった先は……もちろん↓ここです^^;
下方で激しく燃え盛る炎の巨樹、爆炎樹……ッ!!
燃え盛る火焔の赤とは、こいつを置いてほかになかろう!!!
「うっひょーーー!!!ww おっかねええええ!!! でもこれが……恐れを知らぬカメラマンの仕事じゃ!!!」
俺は一生懸命、爆炎樹を撮影しようとした。
何度もカメラを構え、フレームに燃え盛る炎を捕えてシャッターが下りるのを待つ……。
でも……ナゼかカメラは微動だにしない。
こ、これが壊れているということなのか……?
調子が悪くてシャッターが下りないカメラを持たされたのか俺は……?
無防備にカメラを構え続けているため爆炎樹の攻撃をまともに喰らい、ひとり、またひとりと仲間が天に召されていく。
おかしい。
五彩招福って、そんなに危険なイベントだったのか?? 死と隣り合わせの撮影って、ちょっと激しすぎるのでは……。
「お、おっかしいなぁ……」
そこでようやく、俺はイベント画面を開いて五彩招福の詳細文を読んでみた。何かヒントが書かれているんじゃないかと思って。
すると……ヒントじゃなく、思いっきり答えが表記されていたではないですか!!
上のスクショをよく見ると、このように書かれている。
“本日の撮影対象:「赤色」がある採集物”
赤色がある……採集物!!!?? じゃ、じゃあ、いくら命懸けで爆炎樹を撮ろうとしても……一生シャッターが下りるわけなかったぁぁああああ!!!(愕然)
↓こういうのでよかったらしいです。
リンゴ^^
……って、何をやってんだ俺は(((( ;゚Д゚)))
続く……w
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『原神』公式サイト:
https://genshin.mihoyo.com/ja/
※ゲーム画面はPS4ソフト『原神』のものです。
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