【原神プレイ日記】角満の『原神』大紀行:第85話 ドラゴンスパインは寒かった(2)

拠点にて

 ついに来てしまった極寒の大地、“ドラゴンスパイン”

 前回の記事では、その前線基地までやってきた……という話を書いた。

 この前線基地は、ドラゴンスパインに挑む登山家(なのか?w)にとっては本当に最後のよりどころらしく、雪山登山で言うところの山小屋……いや、文字通りのベースキャンプという位置づけのようだ。

 なのでささやかなものではあるが、冒険に役立つちょっとした施設も設えられている。

 ↓食事処とか……。

 ↓営業しているのかどうか知らんけど、一応、鍛冶屋も……。

 ここを拠点としている研究者や、それにまつわる人もチラホラいて、ミッションを請け負うこともあったりする。

 それらの想いを背負っての、ドラゴンスパイン攻略だ。

 こいつは……本気を出して挑むしかないだろうな!!

ストレスの溜まる場所

 まずはセオリー通り、山頂へと向かう山道を辿ってドラゴンスパインのふもとまで行ってみることにする。

 その際、自分のHPゲージを見ると……。

 あ……。

 いかにも寒々しい、青くて病的なゲージが加わってるぞ。

 これが、拠点にいた研究者、玉霞が言っていた凍傷状態を表す“極寒ゲージ”ってやつだな。これが表示されたとき、どう対処すればいいのかを改めて書き出しておこう。

 ↓こんな感じである。

【極寒環境について】
・極寒環境下では、キャラクターへ持続的に“極寒ゲージ”が蓄積される。極寒ゲージが上限に達した時、HPが失われる
・篝火(かがりび)など持続的に熱を放つモノは、極寒ゲージの蓄積を減らすことができる
・吹雪や泳ぎなど、特殊な環境と行動は極寒ゲージの蓄積を加速させる

 な、なるほど……。

 どうやらリアル雪山と同様、かな~~~りシビアな仕様になっているみたいだな。

 そこでさっそく、

 「う~~~……さびぃさびぃ^^; どっかであったまりたいもんやな^^;; できれば、熱燗なんか付けちゃったりしてな^^;

 なんて小芝居をしながら、近くにあった焚火に当たって極寒ゲージを下げることにした。

 見ると……おお!!w キチンと下がってるよ!! やっぱり焚火はいいねえ^^ 男だねえ^^ ロマンだねぇ……^^

 パチパチパチパチッ……www

 ……って、思いっきり引火してダメージ負ってるじゃねえか!!!(驚) アチチチチチッ!!!>< なんで火ぃついるのに気づかないねん!!! 春巻先生かよ!!!w

 いきなりケチがついたものの、とりあえず極寒ゲージが灯ったら焚火や篝火に接近すればいいんだな……と学習できたのでヨシとし、さらに進む。すると……!

 やっぱりいるよねぇ……! どんなに劣悪な環境でも、そこに順応する悪党ってリアル世界にもゲーム世界にも存在するんだよなあ!!

 そんな悪党どもと、問答無用の戦闘に突入する。

 この、まったく状況がわからない別世界で強敵と戦うのって……修羅の国にやってきた北斗神拳の伝承者も、こんな気分だったのかなぁ……w 敵は強いし、極寒ゲージも気にしなきゃいけないしで、平地で戦うときの5倍くらい神経をすり減らすわ……。

 しかし、そういったストレスを考慮してか、運営サイドもしっかりとサポートしてくれるつもりらしい。

 というのも、↓こんなうれしいものを発見しちゃったのよ^^

 おおおおお!!^^ 応急補給ポイントだって!!ww たぶん傷を癒すものと暖を取るもの、ヘタしたら原石とかも入ってるんじゃね!!?w

 ウッキウキで開けたところ……!

 って、なんでカラッポやねん!!!!(怒) 余計にストレスが溜まったわあああああ!!!ww

 雪山登山、前途多難……w

 続く!

 

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

『原神』公式サイト:
https://genshin.mihoyo.com/ja/

※ゲーム画面はPS4ソフト『原神』のものです。
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