コロコロオンラインの中の人が選ぶ2020年ベストゲーム3選、その4! 『龍が如く7』 『クラッシュ・バンディクー4』『ロックマンX DiVE』

2020年も残りわずか! ということで、コロコロオンラインの中の人たちが、2020年に遊んだゲームのうち最も面白かった3作品を大発表!!

愛と情熱だけで選ぶ、偏り上等なベストゲーム3選。本日12月28日~31日まで、毎日2名ずつが発表していくぞ!!

※”2020年に遊んだ”ゲームのため、昨年発売したゲームなども含みます。

【本日の執筆担当:S.K】
アクション、格闘ゲーム好きの見習いライター。キャラクターにかなり感情移入しやすいタイプなので、遊んでいると熱が入りすぎてしまうことも。最近は『Among Us』とパワレン格ゲーこと『Power Rangers: Battle for the Grid』が気になっている。

1:龍が如く7 光と闇の行方

「へ~今度の『龍が如く』の主人公は愉快な熱血系おじさんなのか……」

そう思いながらプレイを始めた『龍が如く7 光と闇の行方』。本シリーズは、架空の繁華街“神室町”を舞台にしたハードボイルドなアクションアドベンチャーの最新作だが、今作から新主人公「春日一番」が登場し、なんとゲームジャンルもアクションからコマンド選択式RPGに変更といった、新生『龍が如く』としてプレイステーション4向けに発売された。

当時は、「かなり思い切った路線変更だなぁ……」と思いながら遊んでいたものの、瞬く間に春日のまっすぐで熱いキャラクター像に惹かれ、続きが気になるストーリーとどっぷり入り込み、気づけば虜になっていた……!

▲本作の主人公「春日一番」

春日は、とにかく明るく、困った人を放っておけない熱い人情家だ。物語冒頭では楽観的でおちゃらけたキャラクターに見えるかもしれない……。しかし、仲間のために体を張り理屈ではなく熱情に従う春日の生き方には、プレイ中に思わず目頭が熱くなってしまった。

ほかにも、ゲームジャンルが変わった本作だが、バラエティに富んだジョブ構成や、すべてがリアル体目で展開される「ライブコマンドRPGバトル」や、過去作品の要素を彷彿とさせるジャストタイミング操作など、RPG版龍が如くとして新鮮に楽しめる要素が盛りだくさん。

▲シリーズおなじみの喧嘩アクションとRPG要素が融合!!
▲転職は神殿などではなくまさかのハローワーク。こういったユニークな要素も『龍が如く』らしい。

物語中盤から明かされるストーリーの展開は、プレイヤーの予想を裏切りつつも二転三転していき「いったいどうなってしまうんだ!?」と期待と興奮が止まらない。ひとりではなく、仲間がいたからこそたどり着けた結末は、ぜひともその目で確かめてほしい。

2:クラッシュ・バンディクー4 とんでもマルチバース

次に紹介するのは、2020年10月にプレイステーション4、Xbox One向けに発売された待望の新作『クラッシュ・バンディクー4 とんでもマルチバース』だ!

本作は、1996年に発売され「宇宙初の奥スクロールアクション!」といったキャッチコピーとともに発売されたアクションゲーム『クラッシュ・バンディクー』シリーズの最新作。移植作を除くと約10数年ぶりの新作だろうか……筆者はクラッシュシリーズの大ファンなので、新作が発表されたときは思わず目を疑ってしまった。

「え!? クラッシュの最新作が今年発売!? しかも『4』?」

『クラッシュ・バンディクー4』と言えば、日本のプレイヤーからすると2001年に発売された『クラッシュ・バンディクー4 さくれつ!魔神パワー』を思い出すのだが、今回は多次元宇宙の出現により『3』から新たに分岐した作品となっている。

発売日を迎え「やったー久しぶりの新作だー!」とプレイしたものの、これがまためちゃくちゃ難しい!! ジャンプアクションのギリギリの間合い管理や、イヤラシイ位置にいる敵キャラクターなど、当時遊んでいた過去作品の難しさがしっかりと再現されている!

▲終盤のステージは本作の集大成とも言える難しさ。ビックリするくらいゲームオーバーになりました。

難易度もシリーズ一番ではないだろうか……。本作の開発元であるToys for Bobさんのクオリティにただただ圧倒されていた。

また、クラッシュ、ココといったおなじみのキャラクターはもちろん、コルテックス、ディンゴダイルなどの敵キャラクターも操作可能になり、アクション要素もバリエーション豊かになった本作。ゲーム途中から解禁される「あべこべ」モードも、一度クリアしたステージが新鮮な気分で楽しめて面白い! 

▲ステージの見た目が逆転するだけでなく、セピア調の色になったり視覚部分も変わってくる。

他にも、ゲームオーバーが存在しない「モダンモード」など、アクションが苦手な人にも遊びやすい要素が含まれているので、今からプレイする人にはぜひ楽しんでほしい!

3:ロックマンX DiVE

最後に紹介するのは、2020年10月に配信されたスマートフォン向けアクションRPG『ロックマンX DiVE』

本作は、カプコンの名作アクション『ロックマンX』を軸にしたシリーズ最新作。『ロックマンX』のゲームデータが保存された世界「ディープログ」に謎のバグが起こってしまい、めちゃくちゃになってしまったデータを元に戻すため、プレイヤーが「ディープログ」を修復しにゲーム世界に訪れる……というストーリーだ。

本作の魅力はなんといっても、幅広く実装されたプレイアブルキャラクターと、『ロックマンX』を忠実に再現した操作性! 本作のキャラクターはゲームデータのプログラムとして再現されているため、アイリス、シグマといった原作では使えなかったキャラクターたちも操作できるのだ!

▲筆者お気に入りの「漆狂のVAVA」。エックスの前に立ちはだかったVAVAがなんとハロウィン仕様で登場。

さらに、壁蹴りやダッシュジャンプなど、シリーズおなじみの操作も健在! タップ、スライド操作によりスマートフォンでもスピード感あふれる動きが再現できるぞ!

▲エアダッシュも全キャラ搭載!

ほかにも、『ロックマン エグゼ』、『ロックマンDASH』など他シリーズのキャラクターも登場している。11月下旬に行われた『ロックマン エグゼ』コラボイベントでは、熱斗やロックマンといったおなじみのメンバーも登場し、エグゼ直球世代の筆者はあまりにも懐かしすぎて最高のイベントだった……。

▲コラボステージでは、『ロックマンX4』のサイバー・クジャッカーが登場。『X』と『エグゼ』の夢のコラボが実現した。

さらに、現在行われているクリスマスイベントでは、まさかの「ヴァジュリーラFF」が登場。「多分サンタコスのかわいいキャラクターが来るだろうな……」とは思っていたのだが、まさかこのキャラが参戦するとは読めなかった……! しかし、クリスマス×ヴァジュリーラFFといったら深い関係があるので参戦も納得である。

▲こうした敵キャラクターが扱えるのも本作のイイところ。

クリスマスを迎え、様々な盛り上がりを魅せている本作。ロックマンファンはもちろん、シリーズを未プレイの人もぜひやってほしい!

2020ベストゲーム3選
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作品概要

『龍が如く7 光と闇の行方』
■対応機種:PS4
■値段:8390円(税抜)
■公式サイトはこちら

 

『クラッシュ・バンディクー4 とんでもマルチバース
■対応機種:PS4、XboX One
■値段:
 PS4:7590円(税抜)
 Xbox One:7560円(税抜)
■公式サイトはこちら

 

『ロックマンX DiVE
■対応機種:iOS、Android
■値段:基本無料(アイテム課金あり)
■公式サイトはこちら

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