トッププレイヤー イカすガチ対談マッチ!!
【あとばる×ろんつ 第3回】
あとばる×ろんつ対談の第3回目。今回はウデマエアップのポイントについていろいろと語ってもらったぞ。上手いプレーヤーは、普通のプレーヤと比べて、なにが違うのか。今回の記事を読めば、一流プレーヤーになるためのヒントがつかめるかも!?
あとばる
驚異的なエイム力を持つカリスマプレイヤー。「第2回スプラトゥーン甲子園」では、不利な状況から相手を次々と倒す神がかり的なプレーを連発し、優勝に大きく貢献。H3リールガンの名手としても知られ、彼の影響でH3リールガンを使い始めたプレイヤーも多いとか。おもな実績は「第2回スプラトゥーン甲子園」優勝、「第3回スプラトゥ-ン甲子園オンライン代表決定トーナメント」準優勝など。チームLibalent Calamari所属。ろんつ
前作からスクリュースロッシャーを愛用し、その使い方を熟知する”洗濯機のスペシャリスト”。確実に直撃を当ててくる抜群のエイム力の持ち主で、スクリュースロッシャー使いの中でも最強プレーヤーのひとりに数えられる。9月に開催された「スプラトゥーン甲子園2019」中国地区大会では、並みいる強豪を抑えて見事に優勝を飾るなど、今ノリにノッてるプレーヤーのひとり。
自分に合ったブキを選べば、一気にウデマエが上がる可能性も!?
――上手くなるためには、普段どういうことを意識してプレーすればいいと思いますか。
ろんつ:上手い人のプレーを参考にするのはひとつの方法だと思います。動画とかを見て、そこからいいところを見つけて自分のものにしていけばやっぱり上手くなります。
――ちなみに、ろんつさんは最初から上手かったんですか? 『スプラトゥーン』を始めて、さくさくっと最高ランクまで上がった、といった感じだったのですか?
ろんつ:いえ。スクリュースロッシャーを持ってからですね。それまではとくに目立ったわけでもなく、腕前も確かSくらいでしたね。
――そうなんですね。スクリュースロッシャーがよほどご自身にハマったというか……。
ろんつ:そうですね。スクリュースロッシャーを持ってS+99に行きましたね。
――それはスクリュースロッシャーが出てすぐに持ち始めたんですか?
ろんつ:はい。出てすぐに持ち始めました。
――そうなると、立ち回りなんかは全部独学というか、自分自身で編み出していった?
ろんつ:そうですね。さっき人のプレー動画を見た方がうまくなるとは言いましたけど、自分は見たことがないです(笑)。
――なるほど(笑)。でも、使うブキで次第ですごく変わることもあるんですね。
ろんつ:そこに関しては、やっぱり楽しく『スプラトゥーン』をやらないと上手くはならないと思うんですよね。ネガティブに思っているとずっとうまくならないと思うんですよ。自分は最初にスクリュースロッシャーに出会ったとき、本当に『スプラトゥーン』が楽しくてずっとやっていたんですよ。
あとばる:楽しむってのはやっぱり大事ですよね。楽しむと必然的にプレー時間が増えるので、それって上手くなるための一番の近道だと思うので。
――経験値をそれだけ積めるという。
あとばる:そうですね。そもそも楽しむためにゲームをやっているので。「目標は勝つことで、やる理由は楽しむこと」っていう格言みたいなのもありますけど、僕自身もその通りだと思いますし。それで、ほかの人の動画を見るというのはある種、凝縮された経験値なんですよ。見るだけで吸収できる人って、基本的に凝縮された経験値を得るだけの器ができあがっているので、それは上手くなるんですよ。でも、それってほかのゲームの経験値がもともとあったりとか一握りの人なので、全員が全員動画を見ただけで上手くなるってことはほぼなくて、器ができ上がっていないと、吸収できずに溢れちゃうと思うので。結局、自分の中で器の最大値を上げるためには、ある程度プレーをして身につけるしかないのかなとは思いますね。
――わかりやすいです。ちなみに、あとばるさんはほかの方の動画を見て参考にしたりします?
あとばる:「上手くなるために」って感じでは見ないですね。
――おふたりとも見ないんじゃないですか!(笑)
あとばる:あんなに言っといてという感じですけど(笑)。ただ、「明日までにこのブキを使えるようになって」と言われたら、カンニングとかじゃないですけど参考として見るとは思いますね。
――『スプラトゥーン』の経験値が十分にあるので、それで吸収できるということですよね。
あとばる:そうですね。ある程度、地盤ができていると思うので。あとは「こういうときの動かし方がわからないから見よう」くらいの感じですかね。