第10回 「サブウェポンの基本-後編」
イカ道場師匠のSIGUMAだ!
前回はサブウェポンのボムについて基本的な使い方を解説したが、今回はボム以外について解説していくぞ!
ボムは5種類とも爆発させて相手を倒すという基本は変わらないが、今回解説する残りのサブウェポンは使い方、効果ともにまったく別物であるため1つ1つの特性を理解しないと効果をうまく発揮できないまま終わってしまう。基本を理解したうえでバトルで実際に使いながら効果を確かめよう。
■スプリンクラー
壁や天井などにも設置することが可能で、設置したスプリンクラーの周りにインクが塗られる仕組みだ。スプリンクラーを置いておくだけでインクが塗られるので、塗った面積がそのまま勝負になるナワバリバトルで特に強力なサブウェポンだぞ!
スプリンクラーは床や壁など色々な場所に設置できるが、横向きで設置すると塗り面積が半分ほどになってしまうため、塗り面積を増やしたいナワバリバトルでは基本的に上向きに設置することを意識しよう。またスプリンクラーは相手の攻撃で壊されてしまうため、なるべく壊されにくい場所への設置が重要だ。
少し高くなっている障害物や木の上などへ置くことが有効だが、高すぎる場所への設置はインクが落ちてくる際にインクの粒が小さくなり、塗りが弱くなってしまうので注意しよう。
スプリンクラーは同時に2つ以上設置できないので、新しく設置をすると前のものは壊れてしまう。塗りに使う場合は設置から10秒ぐらいたってから次のスプリンクラーを設置するようにしよう。自陣塗りができていない場所に設置することで前線への復帰を早めたり、ピンチの時に足元にスプリンクラーを設置して身代わりにも使えたりと色々な使い方ができる、ナワバリにオススメのサブウェポンだ。
■ポイントセンサー
投げた場所の周辺にいる相手にセンサーをつけて、味方に知らせることができる。直撃した場合はもちろん、直撃しなくても一定時間その場にセンサーの効果が残るため、ステージで相手がたまりやすい場所やバトルになりやすい場所に投げておくと非常に有効だ。
薄い壁などであれば向こう側にいる相手にもセンサーを付けることができるので、どんどんセンサーを投げて味方のサポートをしてあげよう!
■ジャンプビーコン
ステージ上に設置することで自分や味方がスーパージャンプすることができる。広いステージでは一度やられてしまうと、前線に復帰するのに時間がかかるためその間にバトルの情勢が変わってしまうことが多い。ビーコンを設置して、味方の前線への復帰を早めることでバトルの情勢を維持することができるぞ。
ビーコンもスプリンクラーと同じく壊すことができるので、なるべく相手に見つかりづらい場所に設置するようにしよう。ビーコンは1人で3個まで設置できるので、ビーコンを持ったブキを使う場合は積極的に設置するようにしていこう。
■トラップ
設置した場所に相手が近づくと爆発し、ダメージやセンサーをつけることができるぞ。相手からは設置したトラップは見えないため、ステージ中央部の相手の通り道やバトルが起きやすい場所に設置しておくことが特に重要だ。
トラップは発動してから爆発までが早いので、相手はトラップ発動に気づいても回避が間に合わないことが多い。センサーがつけば相手の場所がわかるようになるので一気に有利な状況が作り出せるぞ!トラップは2個まで設置できるので、ステージごとに設置する場所を研究してみよう。
■ポイズンミスト
投げた場所に毒の霧を発生させることができるサブウェポンだ。毒の霧の中にいると移動速度が低下し、インクも徐々に減っていくため食らった相手は霧の外に逃げるしかなくなる。
相手がよくいる場所やバトルが起きやすい場所に投げておくと、相手の場所を制限することができて味方へのサポートとなる。投げる場所が特に重要なサブウェポンなので、ステージを研究して相手チームが集まりやすい場所などをチェックしてみよう。
■スプラッシュシールド
投げた場所にシールドが展開されて相手の攻撃を防ぐことができるサブウェポンだ。耐久力が高いので一度設置して、シールドの後ろにいれば相手の攻撃を防ぎながら攻撃することができるぞ。相手がいそうな場所の手前にシールドをあらかじめ投げておき、シールドが展開されてから戦うことを意識してみよう。
注意したいのはシールドの自分がいる側に相手のボムを投げられると、爆発に巻き込まれて簡単にやられてしまうことだ。裏側からボムを投げてくる相手がいないか注意しながら戦うようにしよう。
■最後に
サブウェポンには様々な種類や特性があり、マスターするまでにはしっかりと実戦での修行が必要だ! 自分の戦い方にあったサブウェポンやお気に入りのサブウェポンを見つければ、さらに奥の深い戦い方が可能になり強くなることができるはずだ!
次回はもう一つの強力なブキ「スペシャルウェポン」についても解説する予定なので楽しみに待っていてくれ!
SIGUMA
実況グループ「YOUNG☆MAN」所属の元プロゲーマー。2004年にHALO WORLDWIDEチャンピオンシップで世界5位となり、日本人として初めてスポンサー契約に成功した。イベント解説者としての顔も持ち、そのわかりやすい解説に定評がある。