いつもの始まり^^;
強敵“無双の雷”を撃破し、話がひと段落したので、ちょっと休憩^^
「今日からしばらくソロキャンプにでも行って、浮世からいっさい切り離された生活をしてこよう^^ だってもうすぐ、年末だからね!! 年末進行になったら、とてもじゃないけどまともな生活はできなくなるし、その前にサ^^」
いつでも逃げ出せるようにと編集部に忍ばせてあるキャンプセットを小脇に抱え、右手に大好きなジン・ボンベイサファイアと、左手にはトッテオキの高級ウィスキー・ポートエレンを持ってそそくさと出掛けようとしたところで……またもや当プレイ日記の編集担当を務めるたっちー先生に、
「おい、ちょっと待てや」
背後から脳天を鷲掴みにされて10メートルほどブン投げられた。
「ぐ、ぐへぇッ!!!」
打ちどころが悪く、若干失禁しながら転げまわる俺を167センチの長身から睥睨してたっちー先生はこう言った。
「何をフザケタこと言ってんねん。原稿はいつも以上に山積みや。ソロキャンプぅ?? ああん?? それに……」
ゴクリとツバを飲み込みながら、たっちー先生のつぎの言葉を待つ。すると彼女は、つぎのように言い放ったのだ。
「おめー……オバケが怖くてソロキャンプに行きたくても行ったことないんやろ!!! 知ってんねん!! 無駄なあがきしてないで、『原神』進めろやぁぁあああ!!!」
ハイ、スミマセン。
中ボス、再び
まあ確かに、俺はソロキャンプ大好き人間で、
「あれこそ、理想の旅の姿だ!!><」
と強く思っているにも関わらず、いまだかつて一度も、ソロでのキャンプを断行したことがない。
その理由は言わずもがな、
「夜中にひとりでテントに籠っていたら……絶対にオバケが出るに決まってるだろ!!!><」
と確信しているからに他ならない。なので、テイワットの森の中で、
料理の研究のためにひとりでキャンプを張っているリンの行動が信じられない。リンさん、そこ……夜中に幽霊が出まくるよ!! 悪いことは言わないから、いますぐやめたほうがええで!!!><
とまあ、こんなことを思っているわけです。
……って、今日書こうと思っていたことは、キャンプとは1ミクロンも関係ないんだった(オイ)。
そう、無相の雷を撃破したところまで書いたんだった。
詳しくはバックナンバーを読んでいただきたいのだが、
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【原神プレイ日記】角満の『原神』大紀行:第32話 “無相の雷”との激闘(4) |
無相の雷に挑んだ最大の理由は、我が角満アーミーズのメインアタッカー・刻晴ちゃんを上限突破させる素材が欲しかったからなのだが、じつは密かな別の要因として、
「ぼちぼち、各地に点在している中ボスクラスともわたり合わないといけないよなぁ……」
という、ある種の“使命感”に背中を押されたことも大きかった。
……そう、いるんだよテイワット大陸には。
なんのためにそこに棲んでいるのか見当もつかない、デカくてイカつくて見るからにアブない、
「遠くからでも目が合った瞬間に即死させられるのでは!?」
とまで思いたくなるヤバい連中がたくさん!!!
先の無相の雷はそのうちの1体だったわけだが、そこからドロップした素材によって刻晴ちゃんが上限突破したのを見るにつけ、
きっと他のキャラたちも、そういった中ボスクラスと思われる連中がドロップする素材で上限突破を果たすのだろう。
「でもなぁ……。無相の雷があんなにたいへんだったんだから、他のヤツらもなぁ……」
ブツブツと煮え切らないことをつぶやきながらフラフラと歩いていたある日のこと。
俺は、“そいつ”と出会った。
急凍樹--。
「うわ!!!! なんだこの、凍った樹は!!!!!」
いきなり開いた戦端。
……そしてこの急凍樹との戦いをきっかけに、我が角満アーミーズは恐怖の“中ボス連戦”に叩き落されることになるのである。
続く!
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『原神』公式サイト:
https://genshin.mihoyo.com/ja/
※ゲーム画面はPS4ソフト『原神』のものです。
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