みんな大好きレックス君
前回、節足愛好家・レックスを持ち上げる記事を書いたんだけど、
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今回はその続きである。
レックスは、虫を通常の1.5倍の値段で買い取ってくれたり、楽しい楽しい虫取り大会を主催してくれたりする『あつ森』界きっての好感度を誇るキャラだ。なかでもうれしいのが、
虫の模型を作ってくれること!
同じ虫を3匹渡すことで、翌日にはリアルで立派な虫の模型を郵送してくれる。これがもう……かっこいいのなんの!!
虫かごの中に入っていたときより、どこか大きく、立派になったように見える虫の模型。その精度の高さは目を見張るばかりで、俺はレックスが来たら必ず、何かしらの虫の模型を発注するようにしているのだ。
しかし。
レックスとの付き合いが長くなるにつれて、俺は彼の“ある傾向”に気付いた。
「すべての虫に対して平等の愛を注いでいるように見えるレックスだけど……意外や、モノによってはひいきしてるんじゃね?ww」
そう思ったのである。
レックスの微妙な変化
最初に「おや?」と思ったのは、世界最大級の蛾“ヨナグニサン”の模型作りをお願いしたときだ。
レックスは興奮を隠しきれぬ様子で、以下のようにまくし立てたのである。
この語彙力と表現力www ぜひウチの編集部でライターとして雇いたいwww
ちなみに、完成した模型を郵送してくれたときの手紙も、なかなかイカしていた。
おおおおwww レックス、ホントに虫が好きなんだなあ。気合入ってんなあ! 彼への好感度が、ますます上がった瞬間であった。
その後も、俺はレックスに会うたびに、見栄えの良さそうな虫の模型発注を続けた。
たとえば、世界最大級のチョウチョである“アレキサンドラトリバネアゲハ”。
これを依頼されたときの、レックスの態度が↓こちらだ。
どこで勉強したら、そんな厨二な文章力が身につくんだよwww
続けて、世界最大級のカブトムシである“ヘラクレスオオカブト”。
こいつを渡したときのレックスも見ものだった。
天才かwwww 少年漫画の原作者になってくれwww
とまあこんな感じで、レックスはあふれる虫愛を惜しげもなく発散してくれたのである。
ところがだな。
これが大きい虫ではなく“小さい虫”になると、レックスの態度が変化する。
たとえば、サイズ的には小型なタランチュラをお願いしたときの対応。
ふむふむ。表現としては……ボチボチかなw
そして、美しいけど手のひらサイズなニジイロクワガタをお願いしたときの反応。
……って、言うこと同じかい!!!ww あのほとばしってた表現力はどこ行った!!!www
というわけでレックスは。
虫の大小で、態度が変わる!w
おしまい。
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html
※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
© 2020 Nintendo
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