第5回 オプションセッティング
~ジャイロ操作とR操作をイカせ!~
インク道場師匠のSIGUMAだ!
暑さに負けずに今日も元気にインクを塗っているだろうか。
前回までは実際のゲームでの動きについて解説してきたが今回はスプラトゥーンのオプション設定についての話をしよう。オプションと聞くと直接ゲームに関係ないと思いがちだが、自分の感覚にあったセッティングを見つけることでゲームでの動きがスムーズになったり今まで以上に相手を倒すことができるようになったりと、上級者はみんな自分の設定というものをもっている。
今回解説するオプション設定は、ゲーム中にXボタンを押しオプションメニューから設定が可能だ。
各設定項目について解説していこう!
■ジャイロ操作とは
設定の話をする前にジャイロ操作について説明しよう。ジャイロ操作とはジョイコンやプロコン自体を動かして視点を移動させる操作で、スティックで狙いを定めるよりも直感的に狙いをつける事ができる操作だ。
初期設定ではジャイロ操作はONになっているので、特に意識することなくジャイロ操作でプレイしている人が多いだろう。ジャイロ設定をOFFにするとRスティックのみで、狙いをつけることになる。
一部のプレイヤーはジャイロOFFでプレイしている人もいるが基本的にはジャイロONの方が狙いが定めやすいのでジャイロ操作はONにしておこう。
■ジャイロ操作感度
セッティングで最も重要な項目が「ジャイロ操作感度」だ!
この項目はコントローラを傾けた時にどれぐらい視点が動くかを調整する項目で、数値が高いほどコントローラの傾きで大きく視点が動き、数値が小さいほど視点の移動が小さくなる。この数値を自分の感覚に合わせることで、狙いが定めやすくなり相手を倒しやすくなるぞ!
ジャイロ操作感度は「-5」~「+5」の間を0.5刻みで細かく設定することができる。
ちなみに師匠SIGUMAはジャイロ操作感度を「+3.5」にしてプレイしているぞ。
感度を少し高めにしたほうが接近戦での素早い視点移動が可能となり色々な状況に対応できるのでオススメだ。しかし、感度が高すぎても照準を合わせるのが難しくなるため注意が必要。
そこで、自分にあった感度を探してみよう。
自分にピッタリの感度を探す方法に迷った人はこの方法を試してみよう。
まずはジャイロ感度を「+2」ぐらいに設定して試しうちに行こう(ブキはシューター)。左右にバルーンを置いた状態で中央に立ち、左右のバルーンをそれぞれ撃ってみよう。
このとき画面を見ながら狙うのではなく、自分の感覚のみでバルーンを撃つ。狙ったバルーンよりも手前を撃っていたら感度を0.5上げて調整。逆に狙ったバルーンを超えて場所を撃っていたら感度を0.5下げて再度試してみよう。これを何度か試していくことで、ある程度自分にあった感度が見つかるぞ。
一度決めた感度は何度も変更することはオススメしない。感度を決めたらそのままの設定で練習を積みその感度を自分のモノにすることが上達への近道だ!
■R操作感度
この項目はRスティックを倒した際に視点がどのぐらい動くかを調整する項目だ。基本的な視点移動や敵を狙う(AIM)はジャイロ操作で行うため、Rスティックでの操作は照準を合わせるというよりもジャイロが間に合わない大きな視点移動で使う場合が多い。
細かい狙いはジャイロ操作で行うためRスティックの感度は比較的高めに設定しておくことをオススメする。ちなみに私SIGUMAは最大の「+5」にしているぞ。
混戦状態ではすぐ様反対側に振り向きたい状況があるがRスティック感度を高めにしておくことでジャイロとスティックを同時に動かし瞬時に振り向くような動きも可能だ。
■上下操作
この設定はジャイロ設定をOFFにした場合のみ設定可能な項目だ。右スティックの上下方向を反転させる設定だが特に変更する必要はない
■左右操作
ノーマルとリバースを切り替えることができるがこちらも基本的にノーマルのままにしておこう。
■最後に
自分にあったセッティングを見つけることはスプラトゥーンだけでなくすべてのゲームの上達に欠かすことのできない要素の一つだ。なかなか上手くなれないなと感じていた人が自分にあった設定を見つけることで一気に上達するケースもある。
今まで細かい設定などを気にしていなかった君もこの機会に自分にあったセッティングを見つけさらに高みを目指してみよう!!
<第6回につづく>
■コラム
先日行われたスプラトゥーン甲子園東海大会にチームYOUNG☆MANとして参戦してきたぞ。
優勝を目指して戦ったが結果は第3位と惜しくも優勝には届かず、全国大会進出はならなかった!悔しい結果だったが仲間と練習し大会で勝利できた時の喜びは他ではなかなか感じることができないものだ。
小学生や中学生で結成されたチームも頑張っていたので読者のみんなも家の近くで開催される場合は是非友達と応募してみてはいかがだろうか!そこにはSIGUMA師匠が現れるかもしれない・・・。
SIGUMA
実況グループ「YOUNG☆MAN」所属の元プロゲーマー。2004年にHALO WORLDWIDEチャンピオンシップで世界5位となり、日本人として初めてスポンサー契約に成功した。イベント解説者としての顔も持ち、そのわかりやすい解説に定評がある。