『マインクラフト ダンジョンズ』日記 四角い世界の冒険記#19 アポカリプスは遠かった(1)

たまには時事ネタを

『マインクラフト ダンジョンズ』の発売日から書き始めた当プレイ日記も……はや19回目。まだ1日も休んでいないという皆勤賞を続けている。
 
しかし過去18回の日記を振り返ってみるに、どちらかというとチュートリアルと言うか解説と言うか……とにかく現在進行形で遊んでいる部分ではなく、“ちょっとでもプレイの役に立つ記事を”というスタンスで書いてきた気がする。
 
いや“気がする”じゃなく、実際にそうだった。
 
これは、攻略要素ゼロで、プレイ中に出会ったドタバタ喜劇ばかりを毒にも薬にもならない日記にする……という、大塚角満の流儀とはかな~り違うものであった。なのでプレイ日記の10回目あたりから、身体中にじんましんが出てカユくてカユくて仕方なかったわw
 
なのでぼちぼち軌道修正し、“いつもの”バカらしい話に持っていきたい。
 
そのために今日あたりから……“時事ネタ”を投下していこうと思う。
 

“黒曜石の尖塔”にて

現在、俺が『マイクラダンジョンズ』のどこにいるかというと……ぶっちゃけ↓ここであります。
 

 
難度の第2段階“アドベンチャー”の最終ミッション“黒曜石の尖塔”だ。メインストーリーのボス、“邪悪な村人の王”が住まう血と闘争の宮殿である。
 
ここ、1周目をクリアーしているので、当然ながら何度も行ったことがある。
 

 
『マイクラダンジョンズ』のステージって、ここに至るまでは、砂漠に峡谷、鍛冶場に鉱山に海岸にと、どちらかと言うと汚れているというかゴミゴミしているというか暑苦しいというか……とにかく、落ち着かない感じがするのである。
 
24歳のときに初めて、取材でアメリカ大陸に上陸したんだけど、ロサンゼルス国際空港を出たとたん、
 
「うわ!! なんかここ、すんげえホコリっぽいんだけど!!」
 
とカルチャーショックを受けたのだが、『マイクラダンジョンズ』のステージは全体的にこれに近しい感じ。ゲーム全体からアメリカ大陸の匂いがするなぁ……と思っていたんだけど、こういった細かなところに起因しているのかもしれない。違うかもしれない。
 
それが一転、黒曜石の尖塔(と、その前の“ハイブロックホール”)は、他のステージとは似ても似つかないまったく違う顔を見せるので、ギャップ好きにはたまらない場所になっている。
 
どんだけ雰囲気が違うかは、スクショを見れば一目瞭然だ。
 
↓ホラ。
 

 
整備された宮殿はそこはかとない威厳を纏い、どこか上品に、たおやかに、来訪者を迎え入れる。ホコリ臭さなど1ミリも感じないので、
 
「こんなところで本当に、モブと戦闘していいんかね^^;」
 
そんなことすら思ってしまった。
 
まあでも、話の流れ的に、この宮殿の最奥にボスの邪悪な村人の王がいるんだろうから、進撃するしかないんだけどな。
 
ではさっそく……2周目の最後のダンジョン、黒曜石の尖塔、制覇してくれるかな!!
 
「よぉぉぉおおおおし!!! 1発でクリアーしてやるぜぇぇぇえええ!!!」
 
ぴゅん(矢が飛んできた音w)
 
グサッ
 
「ん???」
 

 
((((;゚Д゚)))
 
うおおおおおお……!!! いいい、1発でちんだぁぁああああ!!!www
 
大丈夫かこのダンジョン……!!w

 
続く。 

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

 

『マインクラフト ダンジョンズ』日記 四角い世界の冒険記バックナンバー

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▲#5 ダンジョンでの流れとは?

#6 職業もクラスもないハクスラ?

▲#7 難度の目安とは?

▲#8 エンダァァァアアア!!

▲#9 エンダーマン、おじさんを困らせる

▲#10 “クリーパー”をどうするか考える

▲#11 ユニークアイテムに生きる

▲#12 “エンチャント”を考える

▲#13 “アーティファクト”を考える

▲#14 “湿っぽい沼”をオススメする理由

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▲#18 けっきょく“グレイブ”か