たまには役に立つことを!
この日記は、『あつ森』世界で出会うさまざまな事象を、毒にも薬にもならない記事にしてお見せする……というしょーもないコンセプトのもとで成り立っているのだが(身も蓋もないが)、たまには……人様のお役に立つことも発信していきたい!!!
と、作者はつねづね思っていたのです。
これでも俺……元ファミ通の編集者だからな!! ペーペーの時代は、ゲーム攻略だって担当してたしね!! 『クロノ・トリガー』とか『タクティクスオウガ』とかよう!! 役に立つことも書けるんやで!!
って、大した自慢にもならない昔語りはこのへんでやめておきます。
島クリエイター!
さて、ちょっと前のことになるが、いよいよ俺も“島クリエイター”を使って、島内のレイアウトを自由にいじれるようになった。
島クリエイターでできることはざっくりと、
・河川工事
・崖工事
・道の整備
↑この3つ。ゲームの序盤では、
「ここに池でもあったらなぁ……」
とか、
「川の流れを変えたいのに……」
なんていう欲求があっても、地形変更はいっさいできなかったので“ありのままの島”を受け入れるしかなかった。でも、ひとたび島クリエイターの資格を手に入れたなら……!!
崖を崩そうが作ろうが、川を埋めようが滝を流そうが自由自在!! 大手ゼネコンも真っ青な、神様視点で島のあらゆる箇所に手を加えることができるようになるのであるよッ!!!
↓こんな感じで。
崖を崩したり~……!
池を作ったり~……!!
池を崩して滝にしちゃったり!!!
想像以上に自由度が高いので、その気になれば、
「元の島って……どんな形だったっけ……?」
と、原形をとどめないレベルで地形改良ができてしまうと思う。これは……楽しくもあり、恐ろしいことでもあるわ。
俺が生まれ育った群馬県の外れの小さな町は、町の四方を豊かな山が囲った自然の要塞みたいなところだったのだが、開発が進んだことで緑が少なくなり、川も小さくなって、少年時代に見た風景とはまったく違うものになっている。俺は故郷を離れた人間なのでアレコレと言うつもりはないが、帰郷するたびに、
「この川、もっとデカくてキレイだったんだよな~」
なんて思ったりするので、『あつ森』の島クリエイターもどうしても慎重になってしまう。ゲームなので簡単に元に戻すことはできるとわかっていても……思い出を呼び起こすくらいの原型はとどめておきたいではないか!!w
飛び石を作れ!
とはいえ、島クリエイターを思いっきり振りかざして、ザックザックに地形を変えてしまいたいとも思う。破壊の衝動は、いくつになっても消えないものなのだ。
そこで。
衝動と葛藤をバランスしつつ、さらに役にも立つ島クリエイターの使い方を編み出したので、読者の方々に共有したいと思う!
さて皆さん、自身の島に何本の橋を架けましたか?
↑こういうやつね。
見た目のアクセントにもなるし、たかとびぼうを使わずとも対岸に渡れるので、多くの人が何本かの橋を設置したんじゃないかと思う。
でもこれ……建設費がたっかいんだよね。
いちばん安い“まるたのはし”でも98000ベルもするし、高いものだと20万オーバー……。簡単に、
「んじゃ、建築よろしく!!」
と首を縦に振れるものでもない。でも、川を渡るたびにたかとびぼうを出すのは面倒くさいし……。
そこで。
島クリエイターの“河川工事ライセンス”の出番だ。
これにより、川を削ったり、逆に埋め立てたりすることもできるようになる。
この機能を使って、まずは、「橋があったら便利なのにな~」と思っていたところを埋め立ててしまおう!
川が堰き止められ、とりあえず橋っぽいものができた。もちろんこれでも、対岸に渡ることはできるようになる。
でも……こうじゃない。
川を堰き止めてしまったら、上流の水質はどうなる!? 魚も遡上(そじょう)できなくなって、生態系も狂ってしまうのではないですか!?
そんな心配もあるかと思う。少なくとも、俺はそうだった。
そこで、↓こんな感じで、さっき作った道を削ってしまおう!
すると、人がひとり乗れるだけの最小単位の“中州”が完成。これができれば……!
ピョンと飛び移って、対岸に渡ることが可能に!!w 橋を作らずとも、生態系を乱さずとも、“飛び石”を置けば川を自由に行き来できるようになるのだ~~~!!!w
ね、便利でしょ? 役立つでしょ!?w
ただひとつ、難点をあげると、「ぴょん!」と飛んだ近くに魚がいた場合、驚いて逃げてしまうことかな^^; それにさえ目をつむれば……ベルの節約になって最高ですよ!!
どうか、ご参考にw
続くw
大塚角満の『あつ森』おもしろガイドも更新中
大塚角満(おおつか・かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。 |
『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html
※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
© 2020 Nintendo
『あつまれ どうぶつの森』プレイ日記 角満島開拓日誌バックナンバー | |