【あつ森】『あつまれ どうぶつの森』プレイ日記 角満島開拓日誌 第19回 店に並ぶ人


 

時事ネタ……ではない

店に並ぶ……というと世相を反映させた時事ネタのように思われるかもしれませんが、そういう意図は1ミリもないです^^;
 
……でも、“開店待ち”という意味では似たようなものかもな。
 

島のいろんな施設とは?

『あつ森』はゲームが進んでくると、島の中にいろいろな施設が立ち並ぶようになる。
 
わかりやすいところでは、ゲームを続けるうえでのモチベーションをキープしてくれる“博物館”や、
 

 
島の中のあらゆる問題に対処してくれる“案内所”。
 

 
さらに、衣服のコーディネートを楽しむ女性ユーザーには必須のお店である、
 

 
“仕立て屋”も、条件を満たせば開店するはずだ。このへんのことも、徐々に当日記で書いていければなと考えている。
 
そんな施設の中で使用頻度がもっとも高くなるのは、アイテムの売買を担っている“タヌキ商店”じゃなかろうか。
 

 
今回はこの、気のいいタヌキ兄弟が運営する“島一番の繁盛店”について書きたい。
 

タヌキ商店をオープンせよ

タヌキ商店は最重要施設ということもあってか、ゲームの序盤にはオープンする。その条件は、
 
・無人島への移住費用(5000マイル)の返済
・マイホームを建てる

 
このふたつで、達成すると“まめきち”に、つぎのような提案を受けるのである。
 
「タヌキ商店をオープンしたいので、もくざい、かたいもくざい、やわらかいもくざい、そしててっこうせきも、30個ずつ持ってきてください!!!」
 
え……?? 資材が重要な序盤にあって、さささ、30個ずつも提供しなきゃいけないの……??
 
戸惑っていると、タヌキ野郎はつぎのようにトドメを刺してくる。
 
「もちろん、タダで!!www 見返りは、お店がオープンすること!!www そのための労働力を、無償で提供しろっつってんの!!www」
 

 
うわああああああ!!! ニコニコしてるけどこのタヌキ、腹黒ぇぇええええ!!!
 
無邪気な笑顔の下は、じつはしたたかなタヌキオヤジなのである。
 

資本主義経済、導入

この、木材シリーズとてっこうせき30個の納品は、序盤の山場のひとつであろう。粘り強く集めれていればそのうち揃う数ではあるけど、その“粘り強く”がなかなかできない年齢になってきたので、俺には少々ツラかったよ……。
 
でも、オープンしました。
 

 
よーーーーし!!! 俺のおかげで開店できたんだ!! これからは自由に、好き勝手に、売買に使わせてもらうからな!!!w
 
我がルナステラ島に、資本主義経済が導入された瞬間でありました。
 
そう、このタヌキ商店の設置により、島生活は一気に文明度を増す。毎日入れ替わる商品を物色するのが楽しいし、
 

 
何より捕えた虫や魚の買い取りもここが担当しているので、潤った生活を送るためには、タヌキ商店は絶対に必要なお店なのである。
 
そんな、ある日のこと。
 
その日、俺は離島で捕まえた大量の“タガメ”を島に持ち帰り、タヌキ商店で売りさばこうと考えていた。
 

 
↑ご覧のように、大量輸入のため手持ちのアイテムはパンパンになり、ほかのものはいっさい持てなくなってしまっている。なので一刻も早くタヌキ商店に行って売りさばき、ポケットを身軽にしたくてたまらなかったのだよ。
 
ところが……。
 

 
「あ……。そ、そうだ。タヌキ商店の営業は、午前8時~午後10時まで……。それまで、地震だろうが火事だろうが、絶対に店は開けてくれないんだった……」
 
そう、リアル世界と絶妙にリンクしている『あつ森』は、お店も年がら年中やっているというわけではない。タヌキ商店も24時間営業は断固拒否(?)していて、朝の8時にならないと店に入れてくれないのだ。俺、20匹ものタガメで生臭くなったポケットを見つめながら、ギリギリと歯軋りをする。
 
「ぬおおおお……! こ、この大量のタガメはどうしたら……!! ももも、持て余すぅぅうううう!!><」
 
でも、そんな人のために“夜間買取ボックス”というものもあり、ここに入れときゃ買い取ってもらえるんだけど……なんと手数料を20%も持っていくという強欲さ!!ww しっかりしてるよこのタヌキは!!!
 
で……。
 
最終的にどうなるのかというと……。
 

ズラ~~~~ん……www
 
タガメを持て余した男、手に持ちきれずにお店の外にズラリ……w なんともかぐわしい、ドロの臭いがお店のまわりに充満する……w
 
また、別のときも、
 

ズラララ~~~ん……www
 
魚を売り逃した漁師、タヌキ商店の開店待ち(苦笑)。15分くらい、早く開けてくれよ!!!w
 
こんな風景はきっと、日本中の『あつ森』で展開されているんだろうなぁ……w
 
続く。
 
大塚角満の『あつ森』おもしろガイドも更新中

大塚角満(おおつか・かどまん)

1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

 

『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html

※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
© 2020 Nintendo

『あつまれ どうぶつの森』プレイ日記 角満島開拓日誌バックナンバー

▲第1回
いよいよ開始! 無人島生活

▲第2回
ナゼ、かぶるのか

▲第3回
島の名前問題、勃発!

▲第4回
リセマラで星を得る話

▲第5回
初めてのお出かけ

▲第6回
冨〇義勇もどきと冒険に

▲第7回
闇夜の恐怖

▲第8回
もう輪廻転生の呪いだろ……

▲第9回
青空水族館、爆誕!

▲第10回
闘将(たたかえ)! 辮髪戦士!!

▲第11回
タランチュラ島の激闘(1)

▲第12回
タランチュラ島の激闘(2)

▲第13回
おい! 鈴木!!

▲第14回
匠の部屋(1)

第15回
匠の部屋(2)

第16回
またカモか!

第17回
この春を忘れぬために(1)

第18回
この春を忘れぬために(2)