俺、クモになりかけているかも……
『あつまれ どうぶつの森』に巣食う、唯一無二の絶対的な悪魔・タランチュラに噛まれ続けて……早10日ほど。こんだけ噛まれて毒を注入されていたら、いい加減抗体ができて尻から糸が出てきそうなものだが、あいにく医療体制が整っていない島々ではそんな奇跡は起こらない。
噛まれたら……即昇天!!(気絶だけど)
噛んだタランチュラは速攻で逃亡!!
とまあ、コレが決まりごとになっているわけよ。
これまで、俺は蹂躙され続けていた。
噛まれた回数は……10回ほど。
「えwww そんなに?w そもそも、そんなに頻繁にタランチュラに遭わないんだけど……」
と驚かれる方がいるかもしれないが、俺は一度噛まれたときに怒りのあまり我を忘れ、
「ぬおおおおおお!!! なんじゃあのムシケラは!!! 絶対!! ぜぇぇぇええったいに今晩中に捕獲して魚のエサにしてやるぞ!!!(怒)」
怒髪冠を衝いて、一晩中虫あみ担いで島中をウロついていたことがあるのだ。
そして……戦慄の10連敗((((;゚Д゚))) 最近、妙に背中がモゾモゾとするので、もしかするとクモの脚が生えてこようとしているのかもしれない((((;゚Д゚)))
この日が来るのを待っていた!
で、前回の記事の続きだ。
『あつまれ どうぶつの森』プレイ日記 角満島開拓日誌 第11回 タランチュラ島の激闘(1) |
じつはちょっと前に、「タランチュラばかりが無限に出現する島があるらしい」という噂を聞き、復讐鬼と化していた俺は、この都市伝説に乗ることにしたのである。
毛深い悪魔が出没する時間帯は……午後7時~翌午前4時。
以来俺はマイルりょこうけんを使うときは“夜中限定”とし、タランチュラ島に運んでもらえるのをいまかいまかと待ち続けていたのだよ。
そして……!
ついに到着したぞ約束の地に!!!(誰と約束したんだ)
光の速さで虫あみを担ぐと、俺は勇躍、島の真ん中にしつらえられていた決戦の舞台に飛び乗った。見ると……視界に映っているだけでも3匹のタランチュラが、
カサカサカサカサッ!!
カサカサカサカサカサカサカサッ!!
カサカサカサカサカサカサカサカサカサッッ!!
と、じつに耳障りな音を立てて走り回っているではないか!!
おええええ!!! き、気持ちわりぃぃいいい!!!
いや、吐きそうになっている場合ではない。これはチャンスだ。蹂躙の限りを尽くす憎き巨人……じゃなかったタランチュラどもに、目に物を見せてやる絶好の機会だ!!
「くくく、駆逐してやるッ!!!」
どっかで聞いたセリフを発しながら、俺は虫あみを振り回してタランチュラの群れに突入した!!
そ、そしたら……。
くく苦、駆逐されたぁぁああああ!!!(バカ)
やっべ……w あまりの大漁にテンションが上がりすぎて、まったく見当違いのところに虫あみを振り落として、グッサグサに噛まれちまったよ……w
夢の大蜘蛛部屋
でも、勝負はここからだった。
敵は、一撃必殺の刀を持つ剣豪のような存在。……そう、抜かせてしまったら、三途の川を渡るしかないのである。
ここで、タランチュラ捕獲のコツをふたつほど。
ひとつは、「まだ遠いかな……?」と思うくらいのタイミングで、虫あみを振り下ろすことだ。というのも、タランチュラはほかの虫と比べて圧倒的に動きが速いため、いつものタイミングでのんびり虫あみを振ると簡単に懐に入り込まれてしまうのだ。そうなったら噛まれるしかなくなるので、タランチュラと対峙したら“ちょっと早めに”を心掛けたい。
もうひとつは、タランチュラの習性について。攻撃的なヤツらは、虫あみを持っている人間を見ると目の敵にして襲い掛かってくる。逆に言うと、“虫あみを持っていなければ襲われない”ということ。なので、夜の散策時はなるべく虫あみは手に持たず、タランチュラを発見してから冷静に対処したほうがいい。
てなことを念頭に置いて立ち回ったら……獲れた獲れた!! タランチュラが大漁じゃ!!!
ででーーーん!!
でででーーーん!!
ででででーーーん!!
獲りも獲ったり20匹www
うっは!!!www 気持ち悪くて最高!!!www
……まあこの成果を得るために、30回以上は噛まれたけど^^;
この、大量のタランチュラ、どうしているのかと言えば……!
マイホームの一室をタランチュラで埋め尽くした“大蜘蛛部屋”を作りたかったんだよねーーー!!!www
まだまだ置けるので、本日の深夜も、タランチュラ島を目指して旅立とうと思いますw
大塚角満の『あつ森』おもしろガイドも更新中
大塚角満(おおつか・かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。 |
『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html
※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
© 2020 Nintendo
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