甘雨育成までの流れ
前回より、我が角満アーミーズの期待の星にして、これまでにもっとも貢がれている“当店ナンバーワン!”的女子キャラ、甘雨ちゃんの育成計画に踏み込んだ……という記事を書いている。
貢がれた……ってのは、もちろん祈願(ガチャ)への課金のことである。
俺は、基本無料のゲームはなるべくなら、
「基本というなら、基本に忠実にいきたい」
と考え、無課金を貫こうとするタイプである。ゆえに、どんなに欲しいキャラが追加されても、あのパズドラですら9年以上も無課金プレイを続けているのだ。
当然、『原神』もそのスタンスでいくつもりだった。
そして実際、今年の2月ごろまではほとんど課金せずに遊んでいたと思う(月額課金だけした記憶はあるがw)。
しかし……!
出会ってしまった、理想のカワイ子ちゃん。それが……!
当店ナンバーワンの人気キャスト、甘雨ちゃんであった……!
「万難を排してでも、この娘だけは絶対に手に入れる!!」
と鼻息荒くコントローラーを握りしめ、課金すること幾星霜(意味不明)。慣れない行為に当初は、
「おおお、俺は……!! なんてことを……ッ!!!><」
と、原石を購入するたびに震えたものだが、いざ甘雨が手に入ったときには胸の痛みはどこぞに消え去っていた。
こうして、ゲットした瞬間に欲求は満たされ、以降、弓使いが苦手と言うこともあって“ほぼ放置”の状態に置かれていたのである。我ながら、ヒドい。
が、今回のキャラ育成計画を立ち上げたときに改めて手持ちの戦力を精査し、あらゆる情報(攻略サイトだけど)を総合した結果……!!
「え!!! 俺が持っているキャラの中で……甘雨ちゃんがもっとも評価が高いじゃん!!!」
ってことに気付いて、ようやくテコ入れが成されることになったのである。ここまで……なんて長かったんだろう(苦笑)。
やっぱ急凍樹だな^^;
で。
ようやく前回の続きになるが、甘雨のポテンシャルを存分に発揮するには聖遺物“大地を流浪する楽団”を4セットまでそろえる必要があると知り、でも手持ちは2個しかなかったことから……!
「ボスを攻略するためにキャラを育て始めたけど、それには……ボスを倒さなきゃいけないのか……w」
という大いなるムジュンというかタマゴが先かニワトリが先かの状況に立たされ、仕方なく、
我が軍と相性がいい“無相の雷”から倒して回ることにしたのである。
そして序盤は計画通り、角満アーミーズの押せ押せで進行した。
氷元素の甘雨と、
炎元素のクレー、香菱で無相の雷の体力を削りまくる。
そして、自軍のピンチの折にはすかさず、
デートをしたことでさらに仲が深まったバーバラちゃんで、素早く治療を。このローテーションにより……!
おおおお!! 順調に削れてる!!! これはこのまま、力業で押し切れるのでは!!?
……と思ったのも、束の間でした。
いったい、我が軍に何が起こったのか……?? スクショがコレしかないので、いかんとも判別できないんだけど……ここまで追いつめておいて全滅したって事実だけが残ってる!!><
まあでも……やっぱり無相の雷は俺たちの敵じゃないってことはよくわかったわ。
……どこをどう読めばそういう結論に達するのか、書いている本人も困惑しきりなのだが、わかったものはわかった。
そこで俺は、ターゲットのボスを↓こちらに切り替えることにする。
急凍樹さんである。
というのも、甘雨のレベルを上限突破させるために必要な素材を持つのも急凍樹なので、それと合わせて大地を流浪する楽団シリーズも狙えるなら一石二鳥もいいところ!! 最初から、“急凍樹マラソン”をしておけばよかった話じゃーーーーん!www
ということで今度こそ、急凍樹を狩って参ります。
続く!
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。