第46回「クラウソラス」
公認プレイヤーの大塚角満が、モンスターの思い出やイラストの秘密を語りまくる!
今回は武器がモチーフの異色キャラ「クラウソラス」を大紹介!
“クラウ=ソラス”とはそもそも、アイルランド神話に登場する魔剣のことだ。
アイルランド語で“光の剣”、もしくは“輝く剣”と直訳され、現地の伝承では剣ではなく光を発するツールだったり、別の形をした武器だったりもする。
するに、大いなる存在が作った偉大な道具……という位置づけなわけだ。
パズドラにおけるクラウソラスは、“勇士シリーズ(第2弾)”のひとりとして、2017年3月に登場した。同時に実装されたのは、アロンダイト(円卓の騎士、ランスロットの剣)、カラドボルグ(ケルト神話に出てくる伝説の剣)、干将莫耶(中国の伝記に登場する名刀で、それを作った夫婦の名前。)、そしてミストルテイン(北欧神話において、ヘズが兄のバルドルを殺めた木の枝。ヤドリギ)。
筆者はこのような伝説の武具系に目がないので、実装が決まったときは小躍りしたものだ。
他のキャラクターについても、機会があったら今後、詳しく解説したいと考えている。
ちなみに、モンスターとしての能力については、現在においては特筆すべきものでもない(身も蓋もないが)。ただ、クリスマスガチャなどにラインナップされた“聖夜の運び屋・クラウソラス”は、おそらく『あわてんぼうのサンタクロース』をモチーフに描かれたと思われるかわいらしいイラストなので(違ったらごめんなさい、NINNINさんw)、ガチャで引けてよかったですw
クラウソラスがサンタ衣装に可憐に変身!
代名詞の剣はどこへやら…という感じだが、可愛いは正義だからOKなのだ!
大塚角満(おおつか・かどまん) 1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。 |
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