第37回 「ファガン」
公認プレイヤーの大塚角満が、モンスターの思い出やイラストの秘密を語りまくる!
今回のテーマは実装直後の新ファガンです!
この秋、新たなフェス限モンスターが2体、レアガチャに導入された。
ひとつは、“黄龍の化身・ファガン”に新たな命が吹き込まれた“戴天の黄龍帝・ファガン -RAI-”。もうひとつは、あの“龍王・ゼローグ”の発展型である“秘界の幻龍王・ゼローグ∞ -CORE-”だ。1年ほど前から、ゼウスやヘラ、エンシェントドラゴンナイトなど、一世を風靡したモンスターを大幅パワーアップしてフェス限モンスターとして復活させるプロジェクト(?)が進んでいるが、ファガンもゼローグもその流れに乗っての“大復活劇”となった。
今回はこのうちの1体、ファガンを紹介する。
ファガンが初めてパズドラに登場したのは、2013年9月。いまから6年も昔のことだ。テクニカルダンジョンに“聖獣達の楽園”が追加されたとき、そのボスとして登場したのが“黄龍の化身”の二つ名を持つファガンで、文字通り四神たちの親玉的な位置づけで降臨したのである。
……余談だけど当時のテクニカルダンジョンは、この聖獣達の楽園が最高峰だった。それから時間とともに、伝説の山道、伝説の丘陵、伝説の空路……などなどさらなる高みが追加となり、いまでは聖獣達の楽園の上に8個ものダンジョンが積み上がっている(さらにその上にマシンシリーズの凶悪なダンジョンもw)。いやあ、時が経つのって、本当に早いわぁ……。
さてそんなファガンは二つ名にある通り、“黄龍”なるものの化身という位置づけだ。
黄龍(こうりゅう、もしくはおうりゅう)は、中国の伝承五行思想に現れる黄色の龍で、立場的には四神(朱雀、青龍、玄武、白虎)を束ねる大将であるとされている。
四神はそれぞれ東西南北を守護する聖獣だが、黄龍が守るのは要の“中央”。
これもあって、中国や日本では“ありがたい龍”と崇められることになり、“皇帝の権威を象徴する存在”ともされてきた。
ちなみに、パズドラの四神シリーズの光属性は“麒麟の化身・サクヤ”だが、黄龍は麒麟と同一視されることもある。まあなんにしても、おめでたい聖獣ということで!
ちなみにこの新ファガン、パズドラ史上初のスキル「変身」スキルを持つ!
バトル中に姿が変わり、能力も信じられないほどパワーアップするぞ!
しかも、現在は「パズドラ大感謝祭イベント」の真っ最中で、新ファガンか新ゼローグのうち、すきな1体がもらえちゃうのだ!!
(期限 2019年12月1日3時59分まで)
このビッグチャンス…見逃す手はない!!!
大塚角満(おおつか・かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。 |
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