【スプラトゥーン】SIGUMA師匠の爆速上達イカ道場!! 第61回 スプラトゥーン甲子園への道標 part3 注目後衛ブキとブキ編成

■チームのブキ編成について

スプラトゥーン甲子園では全てのブキから使用ブキを選択することが可能となっているが、チームメンバーの4人がそれぞれ、どのブキを使用するかのブキ編成も非常に重要なポイントだ。
 
それぞれが好きなブキ、得意なブキを選んで戦うのも大事だが、今回は甲子園で勝利を目指すうえでのブキ編成について解説していこう!


■ブキ編成のバランス

▲それぞれが得意なブキで戦うだけでは勝てないのか?

まずブキの編成を考えるうえで重要なのは、編成のバランスだ!
 
チーム4人のブキが全員塗りブキであったり、全員後衛のブキということになると、バランスが悪く相手の編成次第では戦いが不利になってしまうことになる。
 
甲子園では様々なブキ編成のチームと対戦する形になり、バトル開始まで相手がどのようなブキ編成でくるかわからない。そのため、ある程度どのような編成の相手にも戦えるブキ編成を組むことが安定した勝利につながると考えられる。
 
ブキのカテゴリについては前衛、中衛、後衛と解説してきたので、それをもとにチーム4人がどのようなカテゴリのブキを持つかによって編成の種類が異なってくる。実際にいくつかのブキ編成を例にあげて解説しよう。


【バランス型ブキ編成1】

前衛:L3リールガン(無印またはD)
前衛:バケットスロッシャーデコ
中衛:シャープマーカーネオ
後衛:エクスプロッシャーカスタム

 
現在の環境で非常に安定感があり、バランスのとれたブキ編成だ。
前衛の2枚は高い戦闘性能を活かして前線で戦い相手を倒す役目を持ち、中衛のシャープマーカーは塗り性能を活かしてステージを塗りながらクイックボムやキューバンボムピッチャーで味方へのサポート。
 
そして、後衛のエクスプロッシャーが戦場全体を見ながら、的確に長射程を活かしていろいろな場所にカバーの攻撃を行っていくというスタイルだ。
 
塗りと戦闘のバランスが非常に取れた編成となっており甲子園でも多くのチームが採用してくる編成の一つとなるだろう。


【バランス型ブキ編成2】

前衛:キャンピングシェルター
前衛:L3リールガン(無印またはD)
中衛:シャープマーカーネオ
後衛:エクスプロッシャーカスタム

 
こちらは同じバランス型編成でもキャンピングシェルターを入れた編成だ。
甲子園ステージの「コンブトラック」や「アンチョビットゲームズ」といったステージはキャンピングシェルターが非常に力を発揮するステージであるため、編成を変えてくるチームも多い。
 
キャンピングシェルターがガードとパージを使いながら前に出て、相手のヘイトを買いつつ、もう1人の前衛ブキや中衛ブキで相手を倒したり、塗りを広げたりすることが可能となっていてバランスが非常に取れている編成だ。
 
この編成の対戦相手はキャンピングシェルターをどのように倒すか、侵入を防ぐかがポイントとなるだろう。


【攻撃型ブキ編成】

前衛:L3リールガン
前衛:L3リールガンD
前衛:バケットスロッシャーデコ
後衛:エクスプロッシャーカスタムorスプラチャージャー

 
バランス型編成に近い編成だが、シャープマーカーネオからL3リールガンを1枚増やすことによってさらに攻撃力を高めた編成になっている。
 
L3リールガンは射程もそれなりに長く、塗り性能も高いブキであるため、立ち回りを変化させることで中衛的に動くことも可能だ。非常に使い勝手が良いブキであるため、チームの3人がL3リールガンを使うというチームも出てくることが想定される。
 
突破力と生存力に長けた無印L3リールガンとジェットパックとクイックボムで攻撃に特化したL3リールガンDを使い分けることで、チームの安定感を更に高めており、現環境で非常に強力な編成の一つと言えるだろう。


【塗り重視型ブキ編成】

中衛:プロモデラーPG
中衛:プロモデラーPG
中衛:プロモデラーPG
後衛:14式竹筒銃・甲

 
プロモデラーPGを3枚という非常に面白い編成だ!
プロモデラーPGは非常に塗り性能が高い塗りブキだが、メインの戦闘性能は高くない。
そこにクイックボムを持つことで中距離での攻撃とカバーが可能となり、さらにスペシャルにナイスダマを持っているため、危機回避に使用したり、バトルラストにナイスダマを投げて大きな塗り跡を残すことも可能となっている。
 
プロモデラーPG同士がうまく連携することで戦闘性能の低さをカバーすることができるのだ。
 
プロモデラー自体の戦闘性能は低いため、相手に押し込まれて続けると厳しい展開となる。味方と連携してクイックボムでカバーを入れたり、バトルの最後にしっかりとナイスダマを複数人が使うことができれば侮ることができない編成となっている。
 
相手にエクスプロッシャーなどの長射程がいる際に、打開がさらに厳しくなる場合があるため後衛に1人長射程系のブキを入れておくとバランスが良いだろう。


■まとめ

現在のブキ環境から注目ブキやブキ編成について解説してきたがいかがだっただろうか。
 
今回紹介した編成は現在のナワバリ環境のトレンドを組んだメジャーな編成となっている。甲子園本番では出場チームそれぞれの特色の入った面白いブキ編成もたくさん見られるはずだ!
 
次回からは、甲子園で使用される8つのステージについてナワバリバトルでのポイントを解説していく予定だ!

SIGUMA
実況グループ「YOUNG☆MAN」所属の元プロゲーマー。2004年にHALO WORLDWIDEチャンピオンシップで世界5位となり、日本人として初めてスポンサー契約に成功した。イベント解説者としての顔も持ち、そのわかりやすい解説に定評がある。
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次回は10/15(火)更新!!