第59回
スプラトゥーン甲子園への道標 Part1
イカ道場師範のSIGUMAだ!
今回からは特別編として開催が近づいてきた第5回スプラトゥーン甲子園についてだ。ポイントや対策、ブキ編成やステージでの戦い方について解説していくぞ!
何を隠そう、私自身も過去4度行われている全てのスプラトゥーン甲子園に出場しているほどのナワバリ大好きマン。今回行われる第5回大会に向けても出場に向けて、バリバリ練習中だ!
そこでスプラトゥーン甲子園の道標として、これまでスプラトゥーン甲子園に出場した経験や、練習の中で会得してきた「戦う上での秘策」を伝授していこうと思う。スプラトゥーン甲子園への出場を考えているチームやプレイヤーたちは参考にしてほしい!
今回はスプラトゥーン甲子園の基本ルールから確認していこう。確認するとよい点や練習をするうえでのポイントについて解説していこう。
ナワバリバトル一発勝負!!
スプラトゥーン甲子園の対戦モードはナワバリバトルで準決勝、決勝を除いて一試合で勝敗が決まる方式となっている。大会はトーナメント形式で行われるため、一度の敗戦で即トーナメントから敗退となってしまう形だ。
「負けたから次の試合は頑張るぞ!」ということができないため、一発勝負に全集中力を注いで勝つことが必要になってくるぞ!
ステージについては下記の8ステージからランダムに選ばれる形式となっている。苦手ステージを作らないようにまんべんなくしっかりと練習しておこう!
・バッテラストリート | ・チョウザメ造船 |
・コンブトラック | ・エンガワ河川敷 |
・海女美術大学 | ・アンチョビットゲームズ |
・ザトウマーケット | ・ムツゴ楼 |
ギアはメインギアパワーのみ
スプラトゥーン甲子園では、全てのギアが使用可能(ゲソタウンで販売されたギアもamiiboに登録しておけば利用可能)だが、ギアパワーはメインギアパワーのみいう点が大きな特徴だ!
amiiboを使用可能なので、自分が普段使っているお気にいりのギアを読み込ませて使うことは可能だ。しかし、実際のバトルではサブギアがOFFとなってしまうため、そのままバトルにいくと普段とは違うギア効果となってしまうので注意しよう。
甲子園ではメインギア3つという限られたギアの中で、どのようなギアを選ぶのかが重要となる。練習の時からサブギアをOFFにした設定で練習しておき、本番で力を発揮できるかの大きなポイントとなってくる。
甲子園練習用にサブギアが空いていないギアを使って練習をしたり、チームメンバーや友達とプライベートマッチをすることが可能であれば、「追加ギアパワーなし」の項目をONにすることで、サブギアが空いているギアでもメインギアのみの状態になるぞ。本番を想定した練習をする際にはオススメだ!
本番で使用するのはProコントローラー
スプラトゥーン甲子園では予め用意された有線接続のProコントローラーで操作することとなる。普段Joy-Conで操作していたり、携帯モードでプレイしているプレイヤーは操作感が大きく変わってくる。
操作感が変わると自分の力を発揮しきれないことにもつながるため、可能であればProコントローラーで練習して操作感に慣れておきたいところだ。
インクの色はイエロー・ブルーで固定
恐らくあまり馴染みのないルール設定として挙げられるのが、「色覚サポートの設定」がONになっていることだ。これは対戦時にインクカラーが見分けやすくなる設定で、「味方と相手の使用するインクの色がイエローとブルーに固定される」という形になる。(どちらの色を使うかは組み合わせ次第)
デフォルトでは、色覚サポートの設定はOFFになっている。これによって、対戦時には色々なインクのカラーで遊ぶことができるが、甲子園本番で使用される「イエローとブルーのインクカラーでのナワバリバトルに慣れておくこと」もポイントの一つとなる。
ナワバリバトルにおいて、バトル中にどちらのチームが優勢な状態かを判断するために、マップを開いてインクの塗り状況を確認することが重要となる。
しかし、使用しているインク色によって見え方が少し変わってくる。
どんな色でも正確に状況を判断できれば問題はないが、本番に向けて色覚サポート設定をONにして練習しておくことで、「イエローとブルーのインクに目を慣らしておくこと」も有効と言えるだろう。
ただし、せっかく色々な色が用意されているスプラトゥーンで毎回同じ色でバトルするのも勿体ない気がするので「甲子園練習するぞ!」という時だけ設定を変えるのもオススメだ。
オプション設定を間違えないこと
家でスプラトゥーンをプレイしている時は、一度変えたオプションの設定を頻繁に変更することはないと思う。
しかし、スプラトゥーン甲子園の本番ではバトル前に設定が初期状態にリセットされるため、再設定を行うことが必要になるぞ!
主に設定が必要な項目としては、「ジャイロ操作感度」と「Rスティック操作感度」だ。
普段遊んでいる感度と設定を間違えると操作感が変わってしまい、相手に攻撃を当てることができないなど実力を発揮しきれない形になってしまう。
自分が普段設定している感度を覚えおくか、メモしておき間違えないように設定を行おう。
その他の設定については、デフォルトのまま遊んでいるプレイヤーが多いと思うが、普段設定を変えているプレイヤーは忘れずに変更を行おう。
ブキ、ギア選択とオプション設定は90秒
甲子園の本番では「ブキ、ギアの選択とオプション設定を90秒以内に行うルール」となっている。
これは実際に会場で体験してみると緊張もあいまって、ゆっくり選んでいるとすぐに時間がなくなってしまう。焦ってブキやギア、設定を間違えてしまうことが起こってしまうため、冷静に素早く設定を行おう。
ブキ、ギアだけでなく感度などの設定も、amiiboに保存しておくことができるので、本番で焦らないためにも「amiiboを読み込ませての設定」がオススメだ。
まとめ
今回は甲子園本番で戦ううえで日常的に行えそうなポイントを上げたので、甲子園で勝利を目指すプレイヤーたちは是非実践してみてほしい。
次回はスプラトゥーン甲子園で戦う上で、バトルを有利に進めることができるオススメのブキやギア、チームのブキ編成について解説していくぞ!
SIGUMA
実況グループ「YOUNG☆MAN」所属の元プロゲーマー。2004年にHALO WORLDWIDEチャンピオンシップで世界5位となり、日本人として初めてスポンサー契約に成功した。イベント解説者としての顔も持ち、そのわかりやすい解説に定評がある。
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