――ロングブラスターは連射できないので、うまく使いこなせないという人も多いと思います。なにかコツはありますか?
ゆっきー:無意味な射撃というか、「なんとなく撃っておこう」といった射撃はなるべくしないことが大事だと思います。
普段、シューターを使っている人は「とりあえずここに撃ってみよう」といった感じで撃っちゃうことが多いと思うんですけど、ブラスターはそれをやってしまうと硬直している間にやられてしまうので。普段よりも敵の位置の予測とか、把握をしっかりしないとダメなのかなあと。
もちろん、索敵のために撃つことはあるんですけど、意味のある射撃を心がけるようにするだけでも違ってくると思います。
ローラー&マニューバー対策は経験値がモノをいう?
――やっかいなローラーはどう対策しますか?
ゆっきー:ここは来そうだな、というところをあらかじめ予測して動くということですかね。カーリングボムを流して詰めてきたりすることが多いので。
あとばる:ローラーが強いときって、盤面の塗りを広げられていて、どこにローラーがいるかわからないときじゃないですか。攻め込まれているときにそうなりがちなんですけど、その状態を打開しようと前に出る際は、自分はボムを置いたりして、手前に相手がセンプクしていないかをまず確認してから動くようにしています。
結局、ローラーがどこに潜んでいるかというのは、マップ把握とか、「このステージだとローラーはあそこに位置取りしたいだろうな」っていうのを分かっているかどうかが重要で、それは経験で培われたりもするのではあったりするので、なかなか難しかったりはするんですけど。
――マニューバーも強いですね。スライドがありますし。
ゆっきー:とはいえ、スライドのあとは硬直しますから、そのタイミングを狙えば対処することも可能です。焦って撃たないことが大事です。ただ、マニューバーのなかでもクアッドホッパーブラックに対しては、ロングブラスターはかなり相性が悪いので逃げましょう。
あと、デュアルスイーパーに対しても、真っ向から戦いを挑んでもまず勝てないので注意が必要です。
――そんなに相性が悪いんですか。
ゆっきー:もちろん、虚を突いて攻撃を仕掛けにいくのはアリなんですけど、真っ向からだと勝つのは難しいので、そういう場面では素直に退くようにしています。
あるいは、自分が有利な地形に誘い込むとか、なんとか撃ち合いを長引かせて味方のフォローを待つとかですね。
――シューターだといかがですか?
あとばる:ちょっと感覚的な話になるんですけど、マニューバーはローラーほどセンプク場所が分かりやすくないんですよ。機動力があって縦横無尽に動けてしまうので。
そうなったときに、マニューバーと対面するときって瞬間というか、「あ、いた!」って感じになりがちなんですけど、そういう場合でも相手は絶対スライドすると分かっているので、基本的にはいまいる位置から逆算してスライドするであろう位置に置きエイムしておくしかないんですよね。
ただ、スライド方向ってだいたい決まっているというか、こっちにはスライドできないでしょっていうのがあって、極端な話で言うと右側が壁だったらそっちにはスライドしないじゃないですか。そのあたりを瞬時に判断するというか、慣れてくると感覚で「あ、こっちに来るな」というのがだいたい分かるんですよね。
――分かるんですか!?
あとばる:そうですね。だいたい分かりますね。ただ、クアッドホッパーブラックはスライドが4回連続でできちゃうので、右が壁だから左に行くなと予想してもあえて2回壁側にスライドしてこちらのエイムをずらしたりしてくるので、そこはやっかいですね。
ただ、ほとんどの人が4回スライドしきってから攻撃してくるので、4回スライドしたあとの硬直を狙うのはポイントのひとつですかね。とはいえ、今作はマニューバーが本当に強いので、なかなか思い通りにいかないことも多いんですけどね。
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