デュエマ妄想構築録 vol.13-5 〜番外編:蔵出し没デッキ集!〜

2. マノミッツァイル

巷間の伝えによれば、近頃はジョーカーズに《BAKUOOON・ミッツァイル》を入れて《夢のジョー星》から驚異的なテンポでリソースを伸ばし、《ジョジョジョ・マキシマム》で3〜4ターン目に一気に殴りきるデッキが流行しているという。

▲超天篇 第1弾「新世界ガチ誕!超GRとオレガ・オーラ!!」収録、「BAKUOOON・ミッツァイル」

《BAKUOOON・ミッツァイル》は非常に強力なカードだが、その出力は「4体のクリーチャーをいかに早く用意できるか」という部分によって定義されている。
 
そしてこれにより、《BAKUOOON・ミッツァイル》の出力定義には2つの問題があることがわかる……リソースの問題、そしてテンポの問題だ。
 
デュエル・マスターズは初手5枚でスタートするため、たとえば先手4ターン目のリソースは (特別なことをしなければ) 通常ドロー3回が加わって8枚である。
 
ここで、このうち4枚がクリーチャー、1枚が《BAKUOOON・ミッツァイル》だとすると、「1ターン目に1体展開→2ターン目に1体展開→3ターン目に1体展開→4ターン目にチャージなし1マナ余りで1体展開」というシナリオだとしても、分散の余地がほとんどなくなってしまう……これがリソースの問題だ。

▲超天篇 第1弾
「新世界ガチ誕!
超GRとオレガ・オーラ!!」収録、
「ウォッシャ幾三」
▲超天篇 第1弾
「新世界ガチ誕!
超GRとオレガ・オーラ!!」収録、
「ガチャダマン」

だが、この問題については《BAKUOOON・ミッツァイル》ジョーカーズが解答を示してくれている。1枚で2体分のクリーチャーを担えるGR召喚ならば、リソースの問題をある程度緩和できる。
 
しかし、だとしてもテンポの問題が残る。無条件でGR召喚できるクリーチャーは3マナ以上であるため、たとえば同型対決で先手4ターン目に《BAKUOOON・ミッツァイル》が走ってくることを前提にすると、後手番がまくる余地は (《陰陽の舞》でも絡めない限り) ほとんどないことになる。
 
では、この限界出力をどうにかして突破する方法はないだろうか?
 
テンポの限界を超えるものがあるとすれば、それは決まっている。
 
この連載でも何度か言及している概念、「ゼロ」だ。
 
すなわち。

▲双極篇 第2弾
「逆襲のギャラクシー 卍・獄・殺!!」
収録、
「超宮兵 マノミ」
▲双極篇 第3弾
「†ギラギラ†煌世主と終葬のQX!!」
収録、
「次元の嵐 スコーラー」

《超宮兵 マノミ》や《次元の嵐 スコーラー》を《BAKUOOON・ミッツァイル》のコストにあてたら最強なのでは?

特に《超宮兵 マノミ》はGR召喚とは別の方法によってリソースの問題をもクリアしており、2つの問題の解決に資するという点では《BAKUOOON・ミッツァイル》の最高の相棒と言っても過言ではない。
 
こうしてできあがったのが、こちらの「マノミッツァイル」だ!
 
『マノミッツァイル』

枚数
カード名
4
《海底鬼面城》
4
《歩く賄賂 コバンザ》
4 《卍 ギ・ルーギリン 卍 / 卍獄ブレイン》
4
《ガード・グリップ》
4
《ア・ストラ・センサー》
3 《ジギー”TND”ボルト/雷雲ドワン》
1
《セイレーン・コンチェルト》
4 《シンクロ・スパイラル》
3 《貝獣 ラリア》
4 《超宮兵 マノミ》
3 《次元の嵐 スコーラー》
2 《BAKUOOON・ミッツァイル》
超GRゾーン
2 《ドドド・ドーピードープ》
2 《鋼ド級 ダテンクウェールB》
2 《グッドルッキン・ブラボー》
2 《P.R.D. クラッケンバイン》
2 《ポクタマたま》
2 《モック・ザメシュ》

 

これ普通の青単ムートピアでよくね?
 
〜完〜
 

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