プレッシャーを跳ねのけ、見事に世界大会2連覇を達成!
――6戦目はモズク農園のホコでした。これが最終戦になったわけですけど、2戦目のコンブトラックのホコは編成をかなり迷っていたというお話でしたが、モズク農園のホコはどうだったんですか?
えとな:ここは編成は固まってました。ただ、僕は本当はN-ZAPを持つ予定だったんですけど、相手の編成が押せ押せ系で、N-ZAPだとちょっと撃ち合いに勝てないかもと思ったので、この試合ではデュアルスイーパーに変更しました。
――そうだったんですね。
えとな:2戦目のホコで負けていたのもありましたし、相手の選手が本当にうまかったんですよ。なので、その対策としてデュアルスイーパーを出して、対物攻撃力アップのギアもつけたりしてホコにも関与できるようにして、というふうに変えて挑みました。
――それも功を奏したのか、この試合はさほど危ないシーンもなく、GGBOYZがすんなりと勝利できた試合でした。この試合は、かなり落ち着いてプレーできた?
えとな:そうですね。やっぱり初めに2連敗しましたけど、そこから3連勝して完全に流れをつかんだのもあって、落ち着いてプレーできました。相手も大手をかけられて焦っていたと思うので、けっこういい動きができましたね。
▲(Splatoon 2 World Championship 2019 Finals 46:50より引用)
――あとばるさんはこの試合の印象はいかがでしたか?
あとばる:さっきあんなことを言った手前あれですけど、この試合こそ編成差だったかなとは思いますね。北米チームの編成を見たときに、ホコを止められる手段がバレルスピナーのハイパープレッサーくらいしかなくて。
これはGGBOYZ側が1度しっかりとリードを取ることができれば、そのまま攻め続けることができるなという感じだったので。GGBOYZのほうが3連勝して勢いもありましたし、たぶんこのままGGBOYZが勝っちゃうだろうなと思ったら、その通りになりましたね。
――編成的にも勝つべくして勝ったというような?
あとばる:そうですね。一番怖かったのがフジツボスポーツクラブのエリアですね。
――あそこで負けていたら精神的にもかなり辛いですよね。
あとばる:そうですね。あそこで負けてたら、7戦目で相手が得意するヤグラを戦うことになったので、いろんな意味であの試合をとられていたら、結果はどうなってたかわからなかったと思います。
――なるほど。ちなみに、えとな選手は今大会でロサンゼルスに行かれたわけですけど、現地で観光とかもしたんですか?
えとな:いや、わりと時間がなかったんですよね。みんな都合があって早めに帰って来たので。長めにいたら観光できたかもしれないですけど、ちょっと今回は時間がなかったのでできなかったですね。
――じゃあ、みんなでどこかへ出かけようみたいなのもなかった?
えとな:ホテルの近所にあったハンバーガー屋さんとかしか行っていないですね(笑)。
▲(Splatoon 2 World Championship 2019 Finals 48:08より引用)
・えとな選手の3連続キルでフジツボスポーツクラブ戦を劇的勝利!
・6戦目は相手の編成を見てブキを変更!
・7戦目まで持ち込ませなかったことも非常に大きかった
次回も引き続き、あとばる×えとな選手の対談をお届け!
開催が決定した第5回スプラトゥーン甲子園2020についてふたりに聞いてみたぞ!