第5マッチ、ここはガチガチの建築戦となりましたが、意外な最期を迎えます。
最終収縮も終わり、セーフゾーンが消え、KreoとPzuhsの一騎打ち。
どのような闘いが繰り広げられるのか注目の瞬間でしたが、ここでなんとKreoがフリントノックピストルを使用して、Pzuhsをぶっ飛ばしていきます。この機転を利かせた攻撃により、体力でリードしていたKreoがビクロイをゲットすることになりました。フリントノックで飛んでいくPzuhsがシュールだったか、思わず解説のコーンさんも吹き出してしまうほど。
そして迎えた最終戦。第6マッチ。ここで世界最強のソロプレイヤーが決まります。
この最終盤のマッチ、ビクロイはCrueが決めていきましたが、しかしCrueよりも会場を熱狂に包んだプレイヤーがいました。最後の最後まで圧倒的な強さを発揮したのはBughaです。
ショットガンのワンショットで決めていく鋭く精巧なAIM、堅実な建築、そして攻撃的な立ち回り。見るものをしっかりと引き込んでいくプレイングと、一段上の腕前を大舞台で発揮したBughaの強さに、多くの人が驚かされました。
そして総合順位1位、世界最強の名を冠したのは文句なしのBuha。日本代表のTAKAMURAMM選手はなんと33位、Maufin選手は91位という結果となりました。超有名プレイヤーでその実力も知れ渡っているTfueが67位、アジア最強と名高いFaxfoxが73位であることを鑑みると、日本勢が大健闘だったのは間違いないでしょう。しかもTAKAMURAMM選手、Maufin選手ともに非常に若いので、来年のワールドカップも楽しみになります。
今回のワールドカップについてですが、公式曰く「参加者4000万人、決勝進出200人、最高視聴者数200万人」のイベントだったそうです。
Over 40M players participated, 200 qualified, and over 2.3M peak viewers watched live on YouTube and Twitch alone, as we crowned the first ever Fortnite World Cup Champions. https://t.co/mcEbMRbcKN
— Fortnite Competitive (@FNCompetitive) July 31, 2019
非常に大きなイベントではありましたが、注目されるべきはその規模だけではありません。社会的な貢献に目を向けたチャリティーイベント、大舞台に挑戦していく様々なプレイヤー達の生き様や姿勢、極限の闘いで発揮される超人的な技の数々、そしてそういう舞台を作り出してくれた運営やスポンサー企業の尽力の足跡。そういった多くの側面にこそ、魅力が詰まっています。
またチャリティーイベントとしてしっかりとその責務と存在感を示してくれたEllyさん&NEKOKUNさんコンビと、アレクサンダーさん&Vodkaさんコンビ。そして日本の可能性をしっかりと示してくれたScarlet選手&bell選手のデュオコンビ、TAKAMURAMM選手、Maufin選手。
「フォートナイトワールドカップ」の予選が開催された時、日本人は果たして出場できるのかと、不安に駆られた人は少なくなかったはずです。しかしその壁を突破して、見事に4人も出場権を獲得し、世界でも上位に食い込んでいきました。妥協のない努力の成果として、1000万に及ぶ賞金も獲得し、日本の常識を見事に覆しました。
今年のワールドカップは終わってしまいましたが、日本のフォートナイトはこれからまだまだ進化していきます。是非とも今後のフォートナイトに注目していきましょう!
ライター:gappo3 プロゲーミングチーム「Green Leaves」に所属し、ライターを兼任。選手に寄り添うインタビューをモットーに、丁寧に選手の一面を描いていきます。 https://twitter.com/gappo3gappo3 |
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