By まつがん
〜前回までのあらすじ〜
「ねぇ、今から勝てるよ」それは踊るだけで、デュエマを勝ちにできる力だった−−。デュエマの調和が狂っていく時代に、運命に翻弄されるデッドマンが自らの生き方を「選択」する物語。「デュエマの子」、大ヒット上映中 (してません)。
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デッキ構築とは、常に「選択」の繰り返しだ。
4枚のスロットにどんなカードを入れるか、あるいは入れないかについてさえ、無数の「選択」が行われている。
私たちは判断要素を自ら設定し、それにあたる情報を収集する。その結果、集められた情報から判断を行い、「選択」を実現する。
錯誤はあるだろう。非効率もあるだろう。しかしそんなことは当たり前で、大した問題ではない。
ただ一つだけ言えることがあるとすれば、「正しさ」を追いかけるのはやめた方がいいということだ。
「正しくない」から「選択しない」というのは、デッキ構築の過程においては可能性を自ら潰す悪癖とさえ言っていい。
正しさとは、常に結果を後出しで評価する指標に過ぎない。間違いを恐れない心が、デッキ構築の新たな可能性を切り拓くのだ。
それでは紹介しよう。
9月に発売する超天篇第3弾「零誕! 魔神おこせジョルネード1059!!」に収録予定のカード、《マリゴルドⅢ》だ!
ヤバそうな気配しかない。
超天篇第2弾までのGRクリーチャーとの違いは、能力のスケールにある。
これまでGRクリーチャーたちは3マナかせいぜい4マナ相当の能力しか持っていなかったため、どちらかといえば「より早くかつ簡単に打点が形成できる」ところに主な価値があった。
しかしこの《マリゴルドⅢ》は、GRクリーチャーでありながら5〜6マナ相当の能力を持っており、システムの連結役としても機能するのである。
超GRというもののあり方を根本から変えてしまいかねない、あまりにもハイスペックなGRクリーチャーの登場によって、これまでの「GR召喚」と書かれたカードの評価にも大きく影響が出そうだ。
さて、ではこの《マリゴルドⅢ》を使って早速新しいデッキを作っていくとしよう。
次回に続く!
ライター:まつがん
フリーライター。クソデッキビルダー。
論理的な発想でカード同士にシナジーを見出すのだが、途中で飛躍して明後日の方向に行くことを得意とする。
オリジナルデッキでメタゲームに風穴を開けるべく日夜チャレンジを続けている(が、上記のような理由で大体失敗する)。
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