そして後半戦の第5マッチ。あらかたの順位が決まりつつあり、ここで上位をとって逆転を狙うチーム、ポイントの有利を保つために堅実にプレーするチームなどが出てき始め、これまで以上に密集状態になっていきました。
この中にはScarlet選手やあのMongraaalなども残っていましたが、あまりにも苛烈な極限の戦闘状態が繰り広げられていたため、敢え無く脱落。
世界最強レベルのプレイヤーが鎬を削り合うなか、ここで頭一つ抜けたのはまたしてもaqua&Nyhroxコンビでした。堅実に高所を取りつつ、冷静に1人ずつ対処していく様子は正に仕事人。
見事に世界初のワールドカップ2連続ビクトリーロイヤルを達成しました。
この2連続ビクトリーロイヤルに会場全体が思わず震えあがりましたが、しかしここで更なる衝撃が。2連続ビクロイを達成したaqua&Nyhroxを退き、この時点で1位を取っているのはなんとZayt&Safコンビだということが判明。
第1マッチでベルスカコンビを打ち破った、あのコンビです。
そして迎えた最後のマッチとなる6マッチ目。
ここで世界一のデュオコンビが決まるということで、選手だけでなく実況解説者や会場にも緊張感が漂い始めます。
最後の戦いの舞台は、非常に傾斜のキツイ傾斜をともなった崖際となりました。多くのプレイヤーが残っていたため立ち回りが非常に制限される中、シャドーボムを使用して1人クレバーに崖上へと向かった4zr。
崖下では非常に厳しい弱肉強食の争いが繰り広げられていましたが、冷静な生存戦略を実行した4zrが見事ビクロイを達成しました。
6つ目のマッチが終わり、すぐに最終結果が出ました。優勝は2連続ビクロイを達成したaqua&Nyhroxコンビ、賞金は300万ドル。日本円にして約3億2千万円。
そして日本が誇るベルスカコンビは総合順位20位に輝きました。50チームの中で20位であり、しかもアジアの地域ではトップの順位ということで、正にアジア最強の名に相応しい結果を残したのではないでしょうか。
今回はここまで。
次回は最終日の「ソロ決勝」の振り返りとなります。Crazy RaccoonのTAKAMURAMM選手と、RiddleのMaufin選手も参加していたソロの模様をイチから振り返らせていただきます!
ライター:gappo3 プロゲーミングチーム「Green Leaves」に所属し、ライターを兼任。選手に寄り添うインタビューをモットーに、丁寧に選手の一面を描いていきます。 https://twitter.com/gappo3gappo3 |
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