第40回『ガチアサリ持ちを倒せ!ガチアサリ防衛編』
イカ道場師範のSIGUMAだ!
ゴールデンウィークを挟んでの更新となるが、みんなたっぷりスプラトゥーンを楽しめただろうか?
今回はガチアサリの『実践での防衛』についての基本的な動き方、立ち回りついて解説をしていくぞ!
第4のガチルール『ガチアサリ』編 バックナンバー | |
第35回 第4のガチルール「ガチアサリ」の基礎の基礎1 ガチルール「ガチアサリ」についての解説に入っていくぞ! |
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第36回 第4のガチルール「ガチアサリ」の基礎の基礎2 ペナルティカウントの仕組みや、ガチアサリを落としてしまう行動を説明していくぞ。 |
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第39回 アサリをゴールに叩き込め!ガチアサリ攻撃編 ガチアサリをプレイしていくなかでの戦い方、立ち回りのポイントについて解説していくぞ! |
■ガチアサリ防衛の基本
ガチアサリ防衛の基本的な考え方として、相手にガチアサリをゴールに入れられなければ、チャンスタイムには入らない。そして、カウントが入ることはないということだ。
極端なことを言えば『アサリを持っている相手を倒し続けていれば、カウントを入れられることはない』ということだ。
しかし、実際はそう簡単にはイカない!
なので、ガチアサリの防衛時に考えられる状況を解説していこう。
■アサリ・ガチアサリを持っている相手を倒そう。
まずは、『アサリやガチアサリを持っている相手に遭遇する』というガチアサリで最も直面しやすい状況だ。相手の持っているアサリの数や種類によって、どのように行動すべきか考えてみよう。
・通常アサリを持っている相手と遭遇した場合
アサリを持っている相手プレイヤーに遭遇した場合、倒せば相手はその場にアサリを落とす。落ちたアサリは拾ってこちらのものにすることができるので、倒してアサリを奪っていきたい。
また、相手にアサリを6~9個と多めに持っているプレイヤーがいれば、味方を倒して落としたアサリを集め、すぐにガチアサリにする可能性が高い。できれば、早めに倒しておきたいところだ。
ただし、相手プレイヤーの持っているアサリの数は目で見て確認するしかないが、慣れないと瞬時に確認することは難しい。
なので、明らかに大量にアサリを持っているプレイヤーであれば優先的に狙うと良い。基本的にはとにかく遭遇した相手を倒すというスタイルで大丈夫だ。
・ガチアサリを持っている相手と遭遇した場合
ガチアサリを持っている相手プレイヤーと遭遇した場合は、より積極的に倒すように動きたい!
ただしガチアサリ持ちプレイヤーの近くには、護衛しているプレイヤーがいる可能性も高いため注意が必要だ。周りの状況を確認しながら、どうすればガチアサリ持ちを倒せるか考えよう。
また、ガチアサリを持ったプレイヤーを倒してもガチアサリはその場に残る。そのため、他の相手プレイヤーが拾うことも可能だ。
しかし、ガチアサリは落ちた状態で10秒ほど経つと消滅する。
消滅まで付近で警戒し、ガチアサリを拾いにくる相手を倒すようにしよう。
■相手ガチアサリの動きに注意し撃破しよう!
相手がガチアサリを持つと、アサリの位置を画面上やMAPから確認することが可能となる。ガチアサリをゴールに投げられなければ、チャンスタイムに入ることはない。
なので、ガチアサリを持っているプレイヤーを倒すことを一番に考えよう!
ステージにもよるが、ガチアサリをゴールまで運ぶルートは多くて2パターンある。
まず、ステージを見て、相手のガチアサリの位置や動きから、どのルートでガチアサリを運んでくる可能性が高いのか予想しよう。また、味方がどの位置で防衛しているのかも同時に確認だ。それを踏まえて、自分がどの位置で防衛するのがベストなのかを考えよう。
自分の現在地によっては、ガチアサリを持っている相手の裏側に回り込むことが有効な場合もある。
しかし、裏に回っている最中にゴール側の防衛が破られて、突破される可能性もある。ガチアサリを持っている相手とゴールの中間地点で防衛する戦法が最も安定するぞ。
また、ガチアサリを持っている相手プレイヤーの動きばかりに気を取られていると、別ルートから裏取りしてくる相手に倒されてしまうこともある。周りの警戒も忘れないようにしよう!
■相手のチャンスタイムは全員で全力防衛だ!
必死の防衛にもかかわらず、相手にガチアサリをゴールに投げられ、相手がチャンスタイムに突入してしまった場合は、必ず「チーム全員」で自ゴール周りを防衛しよう!!
自分がガチアサリを持っていた状態で、相手ゴール近くにいた場合、相手のチャンスタイム終了を待って、すぐにガチアサリを相手ゴールに投げようと潜伏しているプレイヤーもいる。
しかし、これはとてもリスクが高い行動だ!!
味方1人が相手ゴール近くにいると、ピンチになっている自チームのゴール周りの人数が常に1人足りない状況となる。相手は4人で攻撃してくるため、人数不利の状態のまま攻め立てられ、カウントをどんどん稼がれてしまう。
相手がアサリを入れている間は、チャンスタイムは終わらない。相手ゴール付近にいるプレイヤーも、その間、ずっと防衛に参加できずカウントを稼げないまま、無駄な時間を過ごしてしまうぞ。
また仮に相手のチャンスタイムがすぐに終わって、カウンターのガチアサリをぶつけてチャンスタイムに入ったとしても、味方は直前まで自チーム付近で防衛をしている。
そのため、カウントを稼ぐためのアサリが集まっていない可能性が高い。カウントを大きく稼げる確率も落ちてしまう。
相手ゴール付近でチャンスタイム終了を待ってのカウンター戦略は、リスクのわりにリターンが少ない。狙うべきではないだろう。
相手のチャンスタイムに入った場合はどんな状況であれ、とにかく自チームのゴールに戻ろう。全力で防衛し、相手のチャンスタイムが終わってから仕切り直し、攻撃に移るように心がけよう!
■最後に
ガチアサリの防衛は、特にメリハリが大事だ。
一人でも中途半端な動きをしていると、結果的に相手により多くのチャンスを与えてしまう。防衛時は全員全力での防衛を再度心掛けてほしい!
次回はガチアサリの攻撃と防衛を交えての総合的な立ち回りと、サブスペシャルウェポンの使い方について解説していく予定だ!
SIGUMA
実況グループ「YOUNG☆MAN」所属の元プロゲーマー。2004年にHALO WORLDWIDEチャンピオンシップで世界5位となり、日本人として初めてスポンサー契約に成功した。イベント解説者としての顔も持ち、そのわかりやすい解説に定評がある。
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