〜『デュエル・マスターズ』イラストレーター、sarmatさんに直撃インタビュー!~
最新パック「100%新世界!超GRパック100」に収録されたGRクリーチャー『パス・オクタン』を担当されたsarmatさんにインタビュー! 可愛らしいデザインはいかにして生まれたのか? また、デュエル・マスターズとの馴れ初めを聞いたぞ!!
——デュエマのカードイラストを描かれるきっかけとなったのはどういう経緯がありましたか?
イラストSNSで絵を投稿していたのですが、それを当時のアートディレクターさんが見てくださってお声をかけていただきました。
絵は趣味だった上、ほぼ二次創作の作品しかアップしてなかったので正直困惑した覚えがあります。
今でもすごいイラストを描かれる方々の中に混じってることが若干信じられないです…(笑)
——初めてご自身が描かれて、カードになったのはどのカードですか?
デュエマの主人公が切札勝舞くんだった頃、「戦国編(バトル・ギャラクシー)」で登場した『風来の股旅ビワノシン』と『密林の残兵ドーナ・ドナ』です。
『風来の股旅ビワノシン』は、実は発注の設定では柿だったのですが、縦長気味の顔に描いたせいか名前がビワになったという流れがあったりします。
これを描いてから10年以上経ったのですが、今見ると自分でもやっぱりビワだな〜と思います。
——今回のカードイラスト『パス・オクタン』は、どのような発注で描かれたカードですか?
「音波などを出しそうな機械」×「タコ」をモチーフにしたクリーチャー、という依頼でした。
アートディレクターさんからいただいたアイディアラフを元にデザインを練ったのですが、そのラフがとてもカワイイのでぜひ見てください!
完成に向けてのデザインは家電っぽさを出したかったので、足がほっそりとしたコードのようなものの先にスピーカーが付いている感じになりました。
——こちらのイラストは、ご自身の中で設定や、コンセプトみたいなものはありましたか?
この絵は妄想でラクガキしていたものなのですが、足を使って立体音響っぽいことができたらな〜とか…。
戦いに使うための技術も、普段は自分たちや各文明の暮らしに役立つものになってたらいいな〜って思います。
次回は『パス・オクタン』の魅力に、sarmatさんのデュエル・マスターズの思い出を聞いていくぞ! お楽しみに!!
・名前(ペンネーム):sarmat
・出身地:埼玉県
・これまで担当したカード:
『パーロック ~最後の航海~』、『剛勇秘宝ライチ・デスサンデー』、『天門の精霊キバッテ・キャット』、『レッピ・アイニー』、『慈愛のマントラ フリル』、『O・スシー』などなど
・好きなカード:
自分が描いたものの中だと『未来設計図』、他の作家さんが描かれたものだと『予言者クルト』が好きです。
・デュエマファンへ一言!
バニラカードもよろしくおねがいします!