第36回 第4のガチルール「ガチアサリ」の基礎の基礎2
イカ道場師範のSIGUMAだ!
前回からスタートしたガチアサリについての解説だが、今回は前回できなかったペナルティカウントの仕組みや、ガチアサリを落としてしまう行動を説明していくぞ。
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第35回 第4のガチルール「ガチアサリ」の基礎の基礎1 |
■ペナルティカウントについて
ガチアサリでは、相手のバリアを壊してチャンスタイムになった状態から、チャンスタイムが終わると、入れたアサリの数によってペナルティカウントが発生する。
一度ペナルティカウントが発生すると、このカウントをゼロにしないとメインのカウントを減らすことができなくなってしまう。なので、チャンスタイムでは、なるべく多くのアサリを入れて一気にカウントを進めたい!
このペナルティカウントの数値は、チャンスタイム中に入れたアサリの数によって決まるようになっている。ゴールに入れたアサリ1個につき1.5カウント、ガチアサリ1個につき10カウントがチャンスタイム終了時に合計されて、ペナルティカウントとして発生する仕組みだ。
実際のバトルの例として解説しよう。
まず初期カウント100の状態からガチアサリでバリアを壊す。すると、カウントは80となる。そのままチャンスタイムが終了すると、ガチアサリ1個しか相手ゴールに入れていないので、ペナルティカウントは10となる。
先程のチャンスタイム中、さらに通常のアサリを6個ゴールに入れるとカウントは62まで進むことになる。そのままチャンスタイムが終わると、アサリ6個×1.5で9カウント、ガチアサリ1個で10カウントとなる。つまり、ペナルティカウントの合計は19ということになる。
実際に試合中に計算するのは難しい。そのため、「こんな感じなんだな」となんとなくの概算を頭に入れておけば大丈夫だ!
■ガチアサリを落とす行動について
ガチアサリでは、特定の行動によって持っているアサリを自ら落としてしまったり、消滅させてしまったりすることがある。せっかくたくさんのアサリを持っていたのに、これでは大損だ。なので、どのような行動をするとアサリに影響があるか解説しておこう。
・相手にやられた場合
アサリを持っているときに相手にやられてしまった場合は、持っていたアサリがその場にばらまかれてしまう。その結果、相手に奪われてしまう形となる。ただし、ばらまかれるアサリの数は、持っていた数がそのまま落ちるわけではない。
持っていた数によって落ちる数が決まっており、それ以外は消滅する仕組みになっている。
持っていた数 | 落とす数 |
1個 | 1個 |
2~3個 | 2個 |
4~6個 | 3個 |
7~9個 | 4個 |
ガチアサリを持っていたときにやられると、そのままガチアサリがその場に残されるが、相手に奪われることはない。落ちたガチアサリは味方が触れば回収できるため、味方が落としたガチアサリは余裕があれば回収するようにしよう。
・スーパージャンプ
通常のアサリ、ガチアサリ共に味方やビーコンにスーパージャンプをしても、アサリを落としてしまうことはない。そのため、ゴールに近い位置にいる味方に飛ぶことは有効だ。
ただし例外として、リスポーン地点にスーパージャンプをすると持っていたアサリが全て壊れてなくなってしまうぞ。アサリをたくさん持っている場合やガチアサリを持っているときに、ピンチに陥って焦ってリスポーン地点に飛ばないように注意しよう。
・スペシャルウェポン
アサリを持っている場合でもスペシャルウェポンを使うことは可能だ。しかし、特定のスペシャルウェポンを使った場合、スペシャル終了後に持っているアサリがばらまかれてしまうため注意が必要だ!
スーパーチャクチとイカスフィアはスペシャル発動中、持っているアサリはそのままついてくるのだが、スペシャル終了後にアサリが全てその場に散らばってしまう。そのため、再度アサリを回収してから次の行動にうつる必要があるので注意しよう。
ただし、イカスフィアについては、スフィアの爆発を起こす前に相手にスフィアを割られた場合は、アサリを落とさない。そのため、ゴール付近までスフィアで近づいて、相手にスフィアを割らせてゴールに入れるというプレイも可能だ。実践で試してみよう。
■最後に
次回からは、いよいよガチアサリの試合中の立ち回りを解説していくぞ。ガチアサリでは、色々な場面が想定され、それに合わせた立ち回りが必要になってくる。少々内容が難しくなるかもしれないが、できるだけわかりやすく解説していく予定なので、ガチアサリの苦手克服に役立てて欲しい!
SIGUMA
実況グループ「YOUNG☆MAN」所属の元プロゲーマー。2004年にHALO WORLDWIDEチャンピオンシップで世界5位となり、日本人として初めてスポンサー契約に成功した。イベント解説者としての顔も持ち、そのわかりやすい解説に定評がある。