【パズドラ】『大塚角満のモンスター美術館』第263回 思い出深き大義賊“石川五右衛門”を語る!!

第263回 「石川五右衛門」

公認プレイヤーの大塚角満が、モンスターの思い出やイラストの秘密を語りまくる!
今回は“石川五右衛門”を大紹介!!

▲天下御免の大泥棒・石川五右衛門

 ここんとこ順調に、モンスターNo.に沿った解説を書いてきましたがね。
 前回、モンスターNo.1944の“かぐや姫”に言及したので、

 「つぎはいよいよ、2000番台のモンスターだろうなぁ!」

 なんて思いながら、パズドラのゲーム内で見られる図鑑を精査していたのである。すると、そこにいたのがモンスターNo.2006の“天下御免の大泥棒・石川五右衛門”。筆者の予想通り、2000番台のモンスターになったわけだ。

 でも、ここで浮かんだ小さな疑問。

 「……あれ? 天下御免の大泥棒・石川五右衛門って、“石川五右衛門”が究極進化した姿だよな……?」

 何が言いたいのかと言うと……。もしかして、進化前の姿となる“ノーマルの”石川五右衛門もここで取り上げたことがないのでは……??

 その疑問に背中を押されながら、当連載のバックナンバーを調べたところ……これがまんまと!!

 「やっぱり、石川五右衛門について書いたことなかったーーー!!」

 となりましたので、今回はいきなりモンスターNo.を巻き戻しての解説となります^^;

 というわけで改めまして、本日取り上げますのは!

 モンスターNo.565!!ww パズドラ黎明期より活躍する大ベテランのひとり、“石川五右衛門”であります!!

 このモンスターが初めてパズドラに登場したのは、いまから11年も昔の2013年2月。パズドラが1周年を迎えたタイミングで、スペシャルダンジョンに現れたのである。そのときのダンジョン名は、“大泥棒参上!(テクニカル) 大義賊”というもの。選択できた難度が、地獄級と超地獄級のふたつしかなかったことも時代を感じさせる。特大ダメージとなる“天上大花火の術”や、味方を3体行動不能にする“絶景かな、絶景かな”、そして盤面を黒く塗りつぶす“煙幕”など、当時としてはじつに厄介な攻撃をくり出す強敵として、多くのプレイヤーを悶絶させたのである。ちなみに筆者は、山本プロデューサーと居酒屋で食事をしていたときに、初めて石川五右衛門を倒したという思い出があるw

 そんな石川五右衛門は、安土桃山時代に活動した盗賊の首長。貧しい人々に施しをする義賊として語り継がれ、江戸時代から創作の材料として頻繁に取り上げられるようになった。

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

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次回は6月10日(月)更新!!

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