【パズドラ】『大塚角満のモンスター美術館』第257回 赤き女剣士“ショーテル”のオドロキの正体とは!!

第257回 「ショーテル」

公認プレイヤーの大塚角満が、モンスターの思い出やイラストの秘密を語りまくる!
今回は“ショーテル”を大紹介!!

▲双曲剣の勇士・ショーテル

 とてもおいしそうな丼龍シリーズが一応終わったので(まだまだ食べ物シリーズはいるけどな!)、今回から新たな領域に……!

 取り上げるのは……! 2015年初頭にレアガチャキャラとして配信された、あの“勇士シリーズ第1弾”であります!

 勇士シリーズのモチーフとなっているのは、世界の各地や、伝説・伝承に登場する武器たちである。パズドラはそれまでにも、ウイスキーやオーパーツといった無機物(でいいのかな)に命を吹き込んでモンスター化してきたけど、その流れを踏襲するように、勇士シリーズでは有名な刀剣を題材に用いたのである。

 さて、そんな勇士シリーズの先陣を切って取り上げるのは、もちろん(?)火属性のキャラなんだけど……この表記にもちょっと違和感を感じるくらい、特殊な属性とスキルの関わりかたが話題になったモンスターだ。

 勇士シリーズ第1弾の火属性担当は……!

 モンスターNo.1881! “双曲剣の勇士・ショーテル”であります!!

 ショーテルが登場したのは前述の通り、2015年1月。RPGなんかでよく見る武器名が真っ赤な女傑となって登場したもんだから、ユーザーの度肝が抜かれたのは当然であった。しかも、ショーテルは主属性が火ながら、リーダースキルで攻撃倍率が掛かるのは木属性、そしてスキルの“スタイルチェンジ”で自分の属性が木に変化するなど、非常にトリッキーな性能を有していて、「これ、どうやって使えばいいんだ!?」と、再びパズドラーたちは度肝を抜かれたのであった。

 ちなみに、ショーテルが本領を発揮したのはアシスト進化が追加された2018年2月。キラーがふたつ付いた強力な武器になるということで、現在も多くのプレイヤーに愛用されているのである。

 そんなショーテルは、エチオピアに現存する両刃の剣のことで、イラストで描かれている通り、大きく湾曲しているのが最大の特長である。

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

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次回は4月22日(月)更新!!

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