【パズドラ】『大塚角満のモンスター美術館』第223回 18本の腕を持つ異色の女神“ドゥルガー”!!

第223回 「ドゥルガー」

公認プレイヤーの大塚角満が、モンスターの思い出やイラストの秘密を語りまくる!
今回は“ドゥルガー”を大紹介!!

▲転生ドゥルガー

前回のヴィシュヌの記事で言及した通り、まったく同じ書き出しをコピペしたいと思う。

 前々回の“クリシュナ”、そして前回の“ヴィシュヌ”に続いて今回も“東洋の神(第2弾)シリーズ”からモンスターをピックアップしたいと思っている。

 ……とはいえコレ、著者的にはちょっと意外な展開でして。

 東洋の神(第2弾)シリーズって、モンスターナンバーが1300台前半なことからもわかる通り、パズドラ黎明期と言っても過言ではない2014年7月に実装されたモンスターたちなのである。つまり、9年も前から活躍しているベテラン中のベテランということに……! 当然、筆者はその前からパズドラに親しんでいたので東洋の神(第2弾)シリーズにもさんざんお世話になってきた。そういう意味では、非常になじみ深く且つ印象に残っているモンスターたちなのであるよ。

 そ、それなのに……!!

 220回以上も続いている連載(それもスゴい)でありながら、クリシュナ以前に紹介した東洋の神(第2弾)シリーズのモンスターは、水属性のサラスヴァティと光属性のガネーシャしかいなかったという事実!!!

 これには、著者とパズドラ関係者もビックリ。あー驚いた。

 ……というわけで、満足したので本題に入る。

 ここまで東洋の神(第2弾)シリーズのモンスターは、火属性のクリシュナ、水属性のサラスヴァティ、木属性のヴィシュヌ、光属性のガネーシャを解説してきた。となると、残るは……!!

 モンスターNo.1338!! 闇属性担当の“ドゥルガー”だけだな!!

 ドゥルガーがパズドラに初めて登場したのは、いまからちょうど9年前の2014年7月29日。神話や伝承に登場する神様・英雄をモチーフにしたモンスターがゴッドフェスで導入される……という流れが主流だった当時、インド神話の中でもとくに人気なクリシュナやヴィシュヌが登場するとあって、このときの盛り上がりはとんでもないものがあった。前回のヴィシュヌのときに書いたけど、筆者もたまたま同僚や友人と居酒屋にいたので、

 「新インド神シリーズのゴッドフェス、みんなで回そうぜ!!」

 ってんで、一斉ガチャに興じたものだ。懐かしいなあ。

 その中でも、とくにドゥルガーは人気だったと思う。もともと闇属性が一番人気だったということもあるのだろうが、多色消しで攻撃力も高いドゥルガーを狙って、多くの人がゴッドフェスを回していた気が。そういう意味でも、パズドラ黎明期の人気モンスターの一角だったと思うわ。

 そんなドゥルガーは、インド神話に登場する女神のこと。非常に美しい女神とされているものの、18本と言われる腕に神器を持った戦女神としても知られ、トラもしくはライオンの背に乗った姿で描かれることが多い。ちなみに、シヴァの妻であるパールヴァティーと同一視されている。

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

 

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次回は8月14日(月)更新!!

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