第209回 「バルバドス」
公認プレイヤーの大塚角満が、モンスターの思い出やイラストの秘密を語りまくる!
今回は“バルバドス”を大紹介!!
ここ4週にわたり、ダンジョンの道中を彩るザコモンスターを紹介してきたので、ぼちぼち趣向を変えまして。ひさしぶりに……ダンジョンボスを解説して参りましょうか!!
とはいえ、まだまだパズドラ黎明期で活躍したモンスターが紹介しきれていないので、モンスター番号の若い順からピックアップしていきたいと思う。
まずは……!
モンスターナンバー“1166”!! 意外性抜群だった“華龍”シリーズの中から“バルバドス”に出てきてもらいましょうか!!
華龍シリーズとはその名の通り、現存する植物……とくに花がモチーフになっている。火属性のバルバドスのほかに、水属性のスターリング、木属性のカサブランカ、光属性のヘリアンタス、闇属性のオーキッドが存在し、それぞれがダンジョンボスとなって暴れていたのである。華龍のダンジョンは現在もテクニカルダンジョンに常駐されているので、素材が必要になったら(意外と使用頻度が高いのだ)いつでも取りに行けるので覚えておこうw
そんな華龍シリーズの先鋒として登場したのが“紅の華龍・バルバドス”だ。初登場は2014年2月で、いまから9年も昔のこと。“紅の華龍【回復なし】 紅の僻地”に現れた。先制で状態異常無効化を張ってくるモンスターで、その後にバインドやドロップ変化を使ってくる面倒な相手だった。……が、このダンジョンにはエンハンス系のスキルレベルアップを狙えるザコモンスターが登場したので、バルバドスよりもそれらの乱獲を狙って多くのユーザーが殺到していたことをよく覚えているよ。
さてバルバドスの名前の由来は、花弁の縁がフリンジ状になっていることが特徴のチューリップの品種“バルバドス”にあると思われる。よく見ると、紅の華龍・バルバドスのあちこちにはチューリップのモチーフがあしらわれているので、イラストをよく観察するとおもしろいと思うぞ。
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
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