第204回 「カリラ」
公認プレイヤーの大塚角満が、モンスターの思い出やイラストの秘密を語りまくる!
今回は“カリラ”を大紹介!!
ここ3週にわたってパズドラ黎明期の名物ドラゴン”歴龍シリーズ”を紹介してきた。
火属性のアードベック、水属性のボウモワ、木属性のラガヴーリン、光属性のラフロイグ……!
この歴龍の登場から、パズドラ界ではさまざまな事象をテーマにしたドラゴンが幅を利かせるようになるので、そういう意味でも彼らの誕生はエポックメイキングな出来事だったと言える。
そんな歴龍シリーズの最後を飾るのは……もちろん! 闇属性担当の”闇の歴龍・カリラ”である。
カリラが初めて登場したのは、いまから丸10年前の2013年3月18日。歴龍のオーラスを飾るモンスターとしてスペシャルダンジョンに降臨したのだ。難度は中級から地獄級まであったんだけど、歴龍のダンジョンっていま思うと、ドロップが3色しか出てこない非常に遊びやすい設定だったんだよなー。まあ、回復ドロップが落ちてこないダンジョンだったので、いまほどスキルに融通が利かなかった時代においては厄介な面もあったんだけど、それでもけっこう余裕で地獄級をクリアーできたような気がする。……まあ多分に、いいように記憶が改竄されている可能性があるけど(苦笑)。
そんなカリラも他の歴龍と同じく、スコットランドのアイラ島で作られているシングルモルト(ウイスキーね)がモチーフになっている。煙のような香りであるピート香が特徴的で、筆者も大好きな銘柄だ。
そう言えば……と思い出したんだけど、当時イギリスに出張することがあって、「せっかくだから、歴龍のウイスキーをお土産に買って帰ろう」と思い、実際にカリラを購入したんだけど、渡すのが惜しくて自分で飲んでしまった思い出があるわ……w そんなエピソードも含めて、個人的にも忘れられないモンスターとなっております。
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
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