1982年に生まれ、現在も多くの人々に愛されているタミヤの大人気ホビー『ミニ四駆』。連載企画「ミニ四駆歴代マシンカタログ」では、いままで登場した歴代マシンを世代ごとに取り上げていくぞ!! 本記事では、第2次ブーム編の「ブリッツァーソニック」を紹介!
2000年目前に発表された新型ソニック
「ブリッツァーソニック」は、コロコロコミックにて連載されていたまんが『爆走兄弟レッツ&ゴー!! MAX』(こしたてつひろ先生)の登場した星馬烈の使用マシン。実際の商品は2000年1月に発売された。
ライトニングマグナムと同じく、これまでのマグナム・ソニックシリーズとはカラーリングがガラッと変わっており、真っ赤にコーティングされたレッドボディが特徴。「バスターソニック」からさらに進化させたようなシャープなフォルムと、フロントサスペンションも印象的だ。『爆走兄弟レッツ&ゴー!! MAX』連載終了後の発売だったため、コロコロ本誌では後述のジオラマストーリーにて紹介されている。
スペック概要
■全長:145mm
■全幅:90mm
■全高:35mm
■シャーシ:VS
「ブリッツァーソニック」掲載当時のコロコロを振り返る!
まんが『爆走兄弟レッツ&ゴー!! MAX』の最終回から数か月後、月刊コロコロコミック2000年1月号ではついに新生ソニックの姿が明らかに。特徴的な真っ赤なボディがページいっぱいに紹介されており、オータムカップ‘99の最速レポート記事も掲載された。
次の2月号では、ブリッツァーソニックの活躍を描いたミニ四駆バトルレーサーズストーリーが掲載。
物語の舞台はアフリカ、こしたてつひろ先生監修による本編後のストーリーとなっており、星馬兄弟vsネロ&カリームのレース勝負が紹介されている。ここだけの挿絵イラストとマシンを使ったジオラマ写真もポイントだ。
最後は烈とカリームによる一騎打ちとなり、最終コーナーの急カーブでは究極のコーナリングを発揮して烈が逆転勝利をおさめた。
また、ブリッツァーソニックの特集、GPチップなどの開発ニュース以降は、10数年続いてきたミニ四駆記事がいったん一区切りとなり、後に「TRF新プロジェクト」と書かれた予告スクープが掲載。ミニ四駆から新ホビー『ダンガンレーサー』シリーズに続いていくのであった。
商品概要
「ブリッツァーソニック」■発売時期:2000年1月発売
■価格:700円(当時)
・「ブリッツァーソニック」(販売停止中)
ミニ四駆歴代マシンカタログのバックナンバーはこちら! |
(C)TAMIYA,INC.ALL RIGHTS RESERVED.