第188回 「オオクニヌシ」
公認プレイヤーの大塚角満が、モンスターの思い出やイラストの秘密を語りまくる!
今回は“オオクニヌシ”を大紹介!!
パズドラ10周年イヤーである2022年も、早10月--。
と、過去の記事で書いてきたんだけど、気付けばこれすら遠い過去のことで、すでに11月も半ばに差し掛かっているのですが!!
パズドラでは毎年恒例の“大感謝祭”が実施され、各種コラボや新実装のフェス限の話題でかまびすしいけど……これも年末の風物詩! 10年経ったいまでも、パズドラは意気軒昂ですなあ!!
……というわけで、あまり先週と同じツカミを書いても仕方がないので、今回はとっとと本題に入ろうと思う。
ここのところずっと、パズドラ10周年イヤーを記念して黎明期を支えた名優を紹介してきたんだけど、2012年や2013年って、神話や伝承に出てくる神様や英雄がモチーフとなっているモンスターがじつに多い。
今回もその中から、初期のパズドラを支えた名物モンスターを紹介したいと思う。
さて今週は……モンスターナンバー807!! 前回までの流れを踏襲して、“和神シリーズ”の第2弾として登場した“オオクニヌシ”をピックアップ!!
オオクニヌシがパズドラに実装されたのは2013年8月30日。
同期のモンスターは火属性がアメノウズメ、木属性がクシナダヒメ、水属性がウミサチヤマサチ、そして光属性がイザナギである。
この和神シリーズ第2弾の中で、とくに重宝されたのがオオクニヌシだったような気がする(並んでクシナダヒメ)。
いまも昔も闇属性は人気だけど当時はよりその傾向が強くて、リーダースキルがコンボ数に紐づいていること、スキルが威嚇+エンハンスだったこともあって、いろいろな闇パで活躍していたと記憶している。日野慎之助さん作のイラストもシブくてかっこよかったので、筆者もいまだに1体はキープしているんだよなw
そんなオオクニヌシはもちろん、日本神話に登場する男神である。
漢字で書くと“大国主神”。出雲大社の祭神としても知られている。
“国造りの神”、“農業神”、“薬神”としても崇め奉られており、オオクニヌシが活躍する『因幡の白兎』の逸話はあまりにも有名だ。
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
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