1982年に生まれ、現在も多くの人々に愛されているタミヤの大人気ホビー『ミニ四駆』。連載企画「ミニ四駆歴代マシンカタログ」では、いままで登場した歴代マシンを世代ごとに取り上げていくぞ!! 本記事では、第2次ブーム編の「バイスイントルーダー」を紹介!
変幻自在の異次元マシン・バイスイントルーダー
「バイスイントルーダー」は、コロコロコミックにて連載されていたまんが『爆走兄弟レッツ&ゴー!! MAX』(こしたてつひろ先生)に登場する双子忍者の兄、草薙陣のマシン。実際の商品は1998年6月のスーパーXグランプリにて先行販売。全国では同年7月に発売された。
4輪を広げたワイドモード、タイヤを合わせて車幅が狭くなったバトルモードといった変形機能を取り入れたマシンとして登場。弟のファントムブレードとともに豪樹たちを追い詰めた。アニメではファントムブレードと合体した「ファントムバイス」という新形態も登場。
また、実際の商品はディスプレイ型モデルのリアルミニ四駆シリーズだが、ボディ部分はスーパー1、TZ、Xシャーシに乗せて走行マシンにすることもできる。
バトルモード
ワイドモード
スペック概要
■全長(バトルモード時)178mm、(ワイドモード時)150mm
■全幅(バトルモード時)67mm、(ワイドモード時)100mm
■全高36mm
「バイスイントルーダー」掲載当時のコロコロを振り返る!
「バイスイントルーダー」の情報が初めて掲載されたのは、1998年のコロコロコミック6月号。本号では、エアロミニ四駆初の決定戦「スーパーXグランプリ」とともに紹介され、ふたつのモード変形や、相手を追い詰める内部メカニズムなどが4ページにわたって取り上げられた。
次号の7月号では、スーパージャパンカップに向けた改造記事を特集。空力とカッコよさを活かして、なんとバイスイントルーダーのカウル部分まで走行シャーシに搭載。サイドガードにプラ板を取り付けて、そこからカウルをネジ締めで固定している。
ほかにも、スーパーFMシャーシを搭載した改造マシン「バイスFMライト」も登場。スリムなバイスイントルーダーのボディは加工に最適であり、モーターが当たる部分を削ることでFMマシン仕様に改造している。
以上、第2次ブーム『爆走兄弟レッツ&ゴー!! MAX』編のマシンをお届け!
次回は、第2次ブーム編から服部竜平&楠大吾のマシンが登場だ!
本連載は水曜日更新予定なのでお楽しみに!
※記事掲載スケジュールや内容が異なる可能性もございます。ご了承ください。
商品概要
「バイスイントルーダー」■発売時期:1998年7月発売
■価格:600円(当時)
・「バイスイントルーダー」商品ページ(販売停止中)
ミニ四駆歴代マシンカタログのバックナンバーはこちら! |
(C)TAMIYA,INC.ALL RIGHTS RESERVED.