第170回 「ベテルギウス」
公認プレイヤーの大塚角満が、モンスターの思い出やイラストの秘密を語りまくる!
今回は“ベテルギウス”を大紹介!!
パズドラが晴れて10周年を迎えた2022年は、永遠に語られるであろう“記念イヤー”となる。
そこでこの連載でも、パズドラの黎明期を彩ってくれた懐かしの名優たちをあえてピックアップして紹介しており、モンスターナンバー200台前半に君臨する“天空龍シリーズ”などをじっくりと解説してきた。
それがひと段落したので、4週前からは……新たな(と言っても導入は10年前だけどw)シリーズをクローズアップ!!
しかも、パズドラ史に燦然と輝く“テクニカルダンジョンの導入”とともに現れた“機械龍シリーズ”を赤裸々に紹介しているのです!!
さて、そんな機械龍シリーズも今回で最後だ。
これまで、木属性のカノープス、光属性のレグルス、闇属性のハダル、水属性のアルデバランを解説してきたけど……大トリを飾るのは、“焔の機械龍”こと、“砲炎機龍・ベテルギウス”であります!!
ベテルギウスが初めて登場したのは、いまから9年半も昔の2012年11月5日。
この日から2週間にわたって、ノーマルダンジョンとテクニカルダンジョンの両方に最後の機械龍が降り立ったのである。
他の機械龍のコラムでも書いたけど、ここでパズドラのテクニカルダンジョンは定着し、その後の降臨ダンジョンや高難度ダンジョンの中心になっていく。
いわば5体の機械龍は、テクニカルダンジョンを啓蒙するための先生みたいなもので、ベテランプレイヤーの多くはここでテクニカルダンジョンのあれこれを知り、その後の攻略に活かしていくことになったのである。
そんなベテルギウスは、オリオン座にふたつある一等星のうちのひとつ(もうひとつはリゲル)。
おおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオンとともに、有名な“冬の大三角”を形成していることで知られる。
超巨大な赤色巨星で、直径は最大で14億キロメートル。
太陽の1000倍にもなり、なんと地球の公転軌道はおろか、木星近くにまで達するという規格外のスケールを誇るのである。
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
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