1982年に生まれ、現在も多くの人々に愛されているタミヤの大人気ホビー『ミニ四駆』。連載企画「ミニ四駆歴代マシンカタログ」では、いままで登場した歴代マシンを世代ごとに取り上げていくぞ!! 本記事では、第2次ブーム編の「バックブレーダー」を紹介！
先進ハイテクマシン!!「バックブレーダー」
「バックブレーダー」は、コロコロコミックにて1994年から連載されたまんが『爆走兄弟レッツ＆ゴー!!』（こしたてつひろ先生）の登場チーム「NA アストロレンジャーズ」の使用マシン。1997年3月～4月に行われたスプリングカップ信越大会・関東大会にて先行販売された。
※全国発売は4月から展開。
まんが内では世界グランプリ第1レースにてTRFビクトリーズと対戦。路面に張りつくようなアクティブサスペンションと、走れば走るほど充電されるバッテリーを活かして安定した走行が特徴。ほかにも、溜まった充電を放出して加速するパワーブースター機能など、スピンコブラやプロトセイバーエボリューションとは違う新たな高性能マシンとして描かれた。
実際の商品はディスプレイタイプのミニ四駆だが、ボディを一部加工してスーパー1、スーパーTZ、スーパーFMシャーシに付けて走行可能。
スペック概要
■全長：132mm
■全幅：88mm
■全高：40mm
当時の「バックブレーダー」記事を振り返る！
初めてマシンの予告が掲載されたのは、1997年のコロコロコミック2月号。まんがで先駆けて登場していたハイテクマシンのCG図面が見開きで公開された。
翌月の3月号では、実際に出来上がったバックブレーダーの商品記事を袋とじで紹介。メタリックカラーがよく似合うボディからメッキパーツで再現された内部構造まで解説付きでお届け。後輪カウルに並ぶ星マークはひとつが10勝カウントで、合わせて90勝していることを示している。また、誌面では直近のスプリングカップで先行販売されることも発表された。
4月・5月号では、恒例の改造記事を紹介。スーパー1、スーパーTZ、スーパーFMの各シャーシに分かれた改造例が取り上げられており、大胆なレッドやイエロー塗装や、カラーに合わせたローラー変更といった見た目も意識したデザインが印象的だ。
以上、第2次ブーム『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』編のマシンをお届け！
次回は、第2次ブームからチーム・ロッソストラーダのマシンが登場だ！
本連載は水曜日更新予定なのでお楽しみに！
※記事掲載スケジュールや内容が異なる可能性もございます。ご了承ください。
商品概要
「バックブレーダー」■発売時期：1997年4月発売
・「バックブレーダー」1997年モデル（販売停止中）
| ミニ四駆歴代マシンカタログのバックナンバーはこちら！ |
（C）TAMIYA,INC.ALL RIGHTS RESERVED.
