【ミニ四駆】「ベルクカイザー」を当時のコロコロ記事とともに紹介!! 【歴代マシンカタログ:第2次ブーム編】

1982年に生まれ、現在も多くの人々に愛されているタミヤの大人気ホビー『ミニ四駆』。連載企画「ミニ四駆歴代マシンカタログ」では、いままで登場した歴代マシンを世代ごとに取り上げていくぞ!! 本記事では、第2次ブーム編の「ベルクカイザー」を紹介!

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ドイツ代表の左右非対称マシン・ベルクカイザー

「ベルクカイザー」は、コロコロコミックにて1994年から連載されたまんが『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』(こしたてつひろ先生)に登場するドイツ代表チーム「アイゼンヴォルフ」の使用マシン。実際の商品は1997年6月に発売された(※)。

※6月14日~15日の次世代WHF WGPカップにて先行販売。

作中ではゾーラとのレース勝負で初登場。狭い道に対してトリッキーな片輪走行で圧勝したほか、公式大会ではスペシャルレース・ミラクルドームカップまで全勝をキープしており、カルロの妨害を冷静に対応して豪とトップ争いを繰り広げるなど、使い手のミハエルとともに高い実力を誇るマシンとして描かれている。

ミニ四駆の中では珍しい左右非対称型のボディデザインが特徴で、アニメではコクピットの位置が異なるL型ベルクカイザーも登場した。

 

スペック概要
■全長:146mm
■全幅:90mm
■全高:40mm
■シャーシ:スーパー1

「ベルクカイザー」を袋とじで紹介!
当時のコロコロを振り返る!

「ベルクカイザー」の情報が初めて掲載されたのは、1997年のコロコロコミック6月号。エアロ設計マシンの魅力が鉄心先生の解説と合わせて紹介されている。中央にある3つのエアインテークや、平らなウイングを含めて、独創的デザインと空力設計を取り入れて作られているぞ。

翌月の7月号では、グレートジャパンカップに合わせた改造特集を展開。見開きで紹介されている「FMカイザー」は、ボディ部分を大胆に改造してスーパーFMシャーシを搭載しており、左側を重点的に肉抜き加工している。ふち部分の塗装をわざと削り落とすことで、ゴージャスな塗装と黒い地色をアピール。より引きしまったデザインに仕上げているのがポイントだ。

ほかにも、改造例2の「アトミックカイザー」は軽さとスピードアップを重視してパーツを最小限におさめたシンプルなセッティング。

一方、改造例3の「オーバルカイザー」は、トリッキーなベルクカイザーのデザインに合わせて、右カーブ専門マシンといった変わった改造を披露。内回りは小径タイヤ、外回りは大径タイヤにして、ウイングは左半分をカットしたり、とにかく右回りで有利を取るための対策が施されている。


 

以上、第2次ブーム『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』編のマシンをお届け!

次回の更新は2週間後の8月10日(水)! 第2次ブーム編から4代目マグナムが登場だ!

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※記事掲載スケジュールや内容が異なる可能性もございます。ご了承ください。

商品概要
「ベルクカイザー」

■発売時期:1997年6月発売
・「ベルクカイザー」1997年モデル(販売停止中)
・「ベルクカイザー プレミアム」

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