【パズドラ】『大塚角満のモンスター美術館』第156回 まさかのドラゴンに!!「ヒヒイロカネ」!!!!

第156回 「ヒヒイロカネ」

公認プレイヤーの大塚角満が、モンスターの思い出やイラストの秘密を語りまくる!
今回は“緋石龍・ヒヒイロカネ”を大紹介!!

▲緋石龍・ヒヒイロカネ

4月の新学期シーズンになったので、今年も開催されている“パズドラ学園”から誰かを……と思ったけど、そこに登場する多くのモンスターの“元のほう”をすでに解説済みなため(苦笑)、別のシリーズの紹介に切り替えたいと思います!!ww

さて、2022年はパズドラ10周年イヤーということで、あえて昔からいるベテランモンスターにスポットを当てて解説を行っている。

その流れに乗って今回から……モンスターNo.700台にいる、パズドラ黎明期の名優たちをピックアップしたいと思います!!

まず最初に取り上げるのは……モンスターNo.737!! 
知る人ぞ知る“魔石龍シリーズ”から“ヒヒイロカネ”を解説いたしましょう!!

魔石龍シリーズが実装されたのは、いまから9年前の2013年7月22日のこと。
テクニカルダンジョンに“魔石龍の大洞窟”の名で登場し、各ダンジョンのボスに伝説の魔石龍たちが鎮座していたのだ。

魔石龍にラインナップされているモンスターは、火属性がヒヒイロカネ、水属性がミスリル、木属性がアダマント、光属性がオリハルコンで、闇属性がダマスカス。
今後詳しく解説していくけど、いずれも伝承や文献に出てくる伝説の物質(金属?)で、そのロマンあふれる設定から、中二病をこじらせている筆者などは魔石龍の存在を知ったときに、「うおおお!! なんてかっこいいんだ!!!」と飛び上がったことをいまでもよく覚えておりますww

ではこの“ヒヒイロカネ”とはどんな物質なのか?

登場するのは日本の太古の文献で、漢字で書くと“緋緋色金”、もしくは“日緋色金”。

現代では、その物質がどんなものだったのか、どのように加工して作るのかわかっておらず、いわゆるロストテクノロジーとされているが、太古の日本においては金や銅と同様に一般的な金属として使われていたそうだ。
 
伝説においては、“金より軽く、合金は金剛石よりも堅くて、永久にサビない”という完全無欠っぷりが表現されているものの、現存しないので証明できないのがなんとも残念。
もしも、日本独自の技術で再現、生産されることがあれば、間違いなく歴史が変わることになるんじゃないかと夢想している。

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

 

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次回は4月18日(月)更新!!

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