1982年に生まれ、現在も多くの人々に愛されているタミヤの大人気ホビー『ミニ四駆』。連載企画「ミニ四駆歴代マシンカタログ」では、いままで登場した歴代マシンを世代ごとに取り上げていくぞ!! 本記事では、第1次ブーム編の「エアロソリチュード」を紹介!
「エアロソリチュード」
「エアロソリチュード」は、まんが『ダッシュ!四駆郎』(徳田ザウルス先生)に登場したマシンであり、砂布欽二郎の愛機。1992年9月に発売された。
まんが内では、初期マシン「ソリチュード」が最初に登場。ジャイロを利用した姿勢制御装置を搭載しており、木尾桃太郎のマシン「クリムゾングローリー」とは違った独自開発のFMマシンになっている。
マシンの図面には黒く塗りつぶされていた部分(※)があったが、四駆郎たちとレースを繰り広げたあとに黒服の組織の力を借りて謎を解き明かし、「エアロソリチュード」が完成させて地獄ラリーに参加する。
※……隠されていた部分はコミックス14巻の裏設定コーナーにて、「オイルバス・クラッチ」という一種のディフェンシャル機であることが判明。
最後は、地下文明の秘宝をねらう黒服の組織を食い止めるために応戦。銃で撃たれそうになった四駆郎たちを守り、エアロソリチュードを犠牲にしてでも四駆郎たちにゴールを託した。
スペック概要
■全長:132mm
■全幅:86mm
■シャーシ:FM
エアロソリチュード初公開のコロコロを紹介!
エアロソリチュードの初報が発表されたのは、月刊コロコロコミック1992年7月号。当時はザ・ジャパンカップ’92の開催が控えており、会場は日本全国で大展開。あわせて、先行販売としてエアロソリチュードが登場することも発表された。
さらに1991年からスタートしたミニFについても掲載。ミニ四駆とミニF、ふたつのマシンによる公認Wレースの開催も発表された。
次号の8月号ではザ・ジャパンカップ’92の特集を引き続き取り上げており、前ちゃん改造によるエアロソリチュードのジャパンカップ用改造記事も紹介。
タイヤホイールのセッティングで低重心化したり、空気の流れと空冷を意識した肉抜きボディなど、前ちゃんならではのジャパンカップコース対策改造をお届けした。
以上、第1次ブーム『ダッシュ四駆郎』編のマシンをお届け!
次回は、第2次ブーム『レッツ&ゴー』編から藤吉の2代目マシンが登場だ!
本連載は水曜日ごろ更新予定なのでお楽しみに!
商品概要
「エアロソリチュード」■発売時期:1992年9月発売
■価格:900円(当時)
・「エアロソリチュード」1992年モデル(販売停止中)
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